Odds Park 競馬

【中央所属馬の評価】
(10)ケイアイドリー......現在オープン特別を２連勝中で全７勝を阪神コースで挙げている阪神巧者。今回は重賞初挑戦で高知初遠征とこれまで以上に条件は厳しくなったが、距離別での勝利では1400メートルで４勝をマーク。距離適性は相当に高く、好調キープの今なら一発あっても驚けない。

(８)サクセスエナジー......今回は58キロでの出走。メンバーの中では一番重い斤量だが、前２走(59キロ)より１キロ軽くなったのは好材料。その２走でも連続３着と崩れていないように地力は確か。黒船賞は５年連続での挑戦だが、過去４年は1・3・5・4着。2019年には優勝と相性のいいレース。圏内候補。

(４)シャマル......2022年度は、東京スプリント(大井)、サマーチャンピオン(佐賀)、テレ玉杯オーバルスプリント(浦和)でJpnIII重賞３勝の活躍。飛躍を見せた一年だった。今年緒戦は初1x0xxxx55x20230314x4x6x1xxx4_9y9_4y4_2y2_4y4_8y8_4y4_11y11_4y4_10y10_4xx1xxxx高知が舞台だが、これまで遠征競馬で好結果を残している同馬なら不安はないだろう。目標は先でも力を信頼。

(11)ヘリオス......昨年の黒船賞２着馬。その後、マイルチャンピオンシップ南部杯でシャマル、イグナイターに先着。惜しくも優勝は逃したが、２着連対は立派。続く、ＪＢＣスプリントでも３着と好走し、Ｇ１級の地力を証明。今年２走は不本意な結果に終わったが、高知が舞台なら、見限りは早計。

(２)ラプタス......前走の兵庫ゴールドトロフィーは好位に控える競馬が嵌まった感もあるが、ダートグレード競走４勝の実力を発揮して、５度目の重賞勝ちを決めた。この１勝を境に再び上昇カーブを描くか。2020年・第22回黒船賞の覇者でもあり、好相性の高知なら引き続きチャンス十分。

【他地区所属馬の評価】
(９)イグナイター......第24回黒船賞の優勝馬で、ＮＡＲグランプリ2022の年度代表馬。今年も昨年と同じローテーションで挑むが、前哨戦を１分20秒７の好時計で９馬身差の圧勝。一段とパワーアップした姿が見られた。強敵は揃ったが、昨年以上のデキで臨める同馬なら、２連覇の期待が懸かる。

(１)クレールアドレ......前哨戦の黒潮スプリンターズカップでは11頭立ての11着。相手強化の今回は苦戦は免れない。

(６)ナラ......積極的にダートグレード競走に挑戦しているが、結果が出ない。地元戦でも不振だけに今回も厳しい。

(５)ヒロシゲウェーブ......３走前の黒潮スプリンターズカップではブービー。ＪＲＡの強豪相手では見送りが賢明。

【高知所属馬の評価】
(７)アメージングラン......黒潮スプリンターズカップでは２着も優勝したイグナイターからは１秒８も離された。前走の内容も案外だし、一変は疑問。

(12)ガルボマンボ......2022年度は高知優駿、高知県知事賞を制して年度代表馬に輝いた地元の大将格。目下３連勝と勢いも十分だが、これまでの内容から1400メートルのスピード競馬は不向きの印象。底力でどこまで詰められるか。

(３)モダスオペランディ......ＪＲＡ３勝クラスから高知に移籍後1・1・2着。高知では、まだ底が割れていないが、今度はＪＲＡ所属のオープン馬や、ＮＡＲの年度代表馬が相手。現時点の力でどこまで通用するか。ここは試金石に。

【解説者の予想】
豪華メンバーが揃った今年の黒船賞だが、昨年JpnIII重賞３勝の活躍で飛躍を見せた(４)シャマルを本命。マイルチャンピオンシップ南部杯では、０秒１差でJpnIのタイトルを逃したが、もう手が届く位置まで来ている。今年緒戦になるが、動ける態勢は整っただけに期待十分。このレース２連覇を狙う(９)イグナイターは、今年も前哨戦の黒潮スプリンターズカップを圧勝しての参戦。ＮＡＲグランプリ2022の年度代表馬。同馬も悲願のJpnIタイトル獲得を目指しており、ここを勝って弾みをつけたいところ。黒船賞で優勝歴がある(２)ラプタス、(８)サクセスエナジー、昨年のマイルチャンピオンシップ南部杯２着の(11)ヘリオス、重賞初挑戦だが、オープン特別連勝中の(10)ケイアイドリーも軽視できない。

◎(４)シャマル
○(９)イグナイター
▲(２)ラプタス
△(８)サクセスエナジー
△(11)ヘリオス
△(10)ケイアイドリー