Odds Park 競馬

　今が伸び盛りの３歳１組による一戦。中でも注目は昨年11月以来となるツミキヒトツ。休養前には秋風ジュニア３着など２歳重賞戦線で好勝負していた素質の持ち主であり、直前の追い切りではしっかりした動きを見せており仕上げもよさそう。いきなりＶ争いできるとみた。前走、逃げて６馬身差の圧勝だったワールドミッションが逆転候補。転入後の好走は逃げばかりでモマれた時にどうかだが、行き切れれば連勝の目は十分だ。ビリーヴィンはデビュー戦、２走目と連勝。その後は出遅れたり気性的に難しい面を見せたが、前走で時計差なしの２着と復調ムードにある。さらに、モマれた前走も大崩れせず気性面の成長を感じさせたエンドオブウォー、1600ｍの重賞だった前走は度外視できるアイファーダイオウとアップフェリスも力量的に大きな差はなく警戒が必要だ。

◎(３)ツミキヒトツ　今回は約３カ月ぶりになるが、直前の追い切りではシャープに伸びており、ここへ向けて調整はバッチリ。デビュー戦を快勝したように、鉄砲はききそうなタイプだし、休養前の戦歴も一枚上。初戦から期待したい。

○(４)ワールドミッション　中央交流だった２走前は自分の競馬ができずに大敗したが、それ以外は転入後２、１、１着と好走が続く。出遅れたりしてハナが切れなかった時に不安は残るが、そこさえクリアできれば再度の逃げ切り十分だ。

▲(７)ビリーヴィン　まだ気性的にその能力を安定して発揮できない面はあるものの、潜在能力は重賞クラスのものがある。７番枠ならモマれる心配は少ないだけに、スタート五分なら上位争いできるはず。

△(１)エンドオブウォー　これで４走連続で１番枠になるが、前走ではインで辛抱して２着を確保と精神的に成長した姿を見せた。さほど切れる脚はないので、３番手あたりには付けたいが、着実に地力は強化中だ。

×(２)アイファーダイオウ　攻め駆けするタイプではないので時計は地味だったが、この中間もビッシリと追い切られ元気一杯だった。２走前にはビリーヴィンを破って勝っているだけに、距離短縮のここで再現があっても不思議はない。

×(８)アップフェリス　追い込み一手で展開に注文はつくものの、バテずにひと脚は使ってくるタイプ。前崩れの展開になれば馬券圏内がみえてくる。