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2023年2月17日 サファイアオープンA1 特別サラ系一般 別定 (名古屋競馬) ツイート
名古屋競馬 第12レース 好位ひと差し ブンブンマル
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 尾原友和"
この日のメインはA1組で行われるサファイアオープン。実績馬3頭VS昇り馬5頭の構図だが、やはりここは前者が優勢だろう。東海菊花賞を筆頭に重賞4勝を誇るナムラマホーホが久々を叩いて戦闘モード。反動を考慮してか前開催の梅見月杯は登録すらせず、じっくり調整期間を置いたのは好感が持てる。追い切りでは併走馬をぶっちぎって急上昇をアピール。1ハロンの延長も追い風になりそうで、勝ち負け必至とみる。実績的にはこれと双璧をなすトミケンシャイリ(東海ダービーを含む重賞5勝)だが、昨秋11月に戦列復帰後は師走昇竜戦の1勝のみとスランプ。馬体がなかなか絞れないのも要因の一つだが、良かったころの覇気にも及ばぬ印象で。今度はブリンカーを試すと聞くし、闘争心さえ戻れば一変して驚けない。これと同期のブンブンマルも重賞4勝。古馬となってからは湾岸スターカップのみで若干引けを取るが、それでも名古屋を代表する両雄がまだ完調手前だけに、無事の強みでこれらを凌いでも何ら不思議はない。主力3頭はどれからでも入れるので、馬券の軸はお好みで。対する昇り馬では転入後2連勝と勢いに乗るパーソナルマキ、追い比べに自信があるモズプラチナあたり。前者は展開に恵まれた感はあっても危なげない内容、後者は末脚の切れ味はトップクラスでオープンでも楽しめるもの。勝ち切るまではともかく、上位3頭の一角、もしくは2角を崩すだけの力は有しているか。
◎(7)ブンブンマル...梅見月杯は枠順に恵まれず、馬場の深い内々を回らされたのが影響した感じ。馬群の中でも我慢が利くようにはなっているが、すんなりした競馬が理想のタイプ。頭数減、外めの枠を得て道中リズム良く運べれば、末脚の伸びも当然違ってくるはず。実績上位の2頭がまだ復調途上なら後塵を浴びせることは可能か。
○(4)ナムラマホーホ...3カ月ぶりの実戦、久々の1500mでどうかと思われたが3着と地力の一端は示した。最後は順調に使っている馬との差が出た格好。じっくり間隔をあけて調整したので反動の心配はなく、追い切りで併走馬をぶっちぎって前走以上の状態で臨める。まだ完調手前だけに勝つとは言い切れぬが、前進あるのみだ。
▲(8)トミケンシャイリ...6連勝で東海ダービーを勝ち、昨春もマイル争覇、梅見月杯と快調だったが、秋以降は昇竜戦の1勝のみ。馬体を絞るべくビシビシ調教してはいるが、時季的なものもあって思うようにいかず。中間はブリンカーを試すなど立て直しに躍起だ。本来の闘争心さえ戻れば返り咲いていいが、不発に終わる可能性も。
△(1)パーソナルマキ...年齢的なものも加味すると予想以上のパフォーマンスと言えるか。スローの上がり勝負で先に行く強みを生かしたものだが、ペースを考えると0秒5、0秒4差は完勝と呼べるもの。この中間も好馬力を発しており、一線級相手でもひょっとしたらの感触はある。現実的には2着目ぐらいあれば配当も楽しめる?
×(2)モズプラチナ...息遣いの関係もあって当初は1500mが向くタイプかと思われたが、1700mで(3211)の好成績。道中ゆったり運んで末脚勝負が合っている様子だ。ここ2走は勝ち切るために早め始動を意識してきたが、初めてのオープン挑戦だけに、無欲の追い込みで展開がハマればあっと驚かせる場面があってもいい?
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