おすすめ注目レース

2023年2月16日   スイセン特別A2サラ系一般 定量 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第12レース   中心不動だ コンビーノ
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 尾原友和"

7-1_nagoya.jpg この日のメインはA2組で行われるスイセン特別。回避馬が続出して枠順確定時には6頭立て、その後に有力処の一角と目されたスズカゴウケツが感冒のため出走を取り消して5頭立てに。配当的な妙味は殺がれることになったが、一方で当てやすくなったという見方もできるか。本命視したのはコンビーノ。トパーズ、タンザナイト、ガーネットと一連のオープン特別で2着(タイム差なし)、1着、2着と抜群の安定感を誇る。今期は主戦の塚本騎手(NAR2022表彰式典出席のため欠場)とのコンビで重賞戦線での活躍が期待される逸材だけに、陣営としてもA2組では取りこぼせまい。代打騎乗も今期リーディング3位の今井騎手なら一切心配はなく、タイガーアチーヴをペースメーカーにして直線で鋭く抜け出す算段だろう。焦点は2着争いに絞っていい。叩きつつ着差を詰めて、1500mへの短縮も追い風になりそうなメンターモードが筆頭格。コンビーノと併走、もしくは一歩後ろで運べそうなぶんレースがしやすいのはコレだ。一方でペースを握るタイガーアチーヴは本命馬の動き次第で浮沈が決まる。ゆっくり交わしてくれれば残り目十分、早めに捕まれば直線で失速する公算が大きくなる。スズカゴウケツの取り消しによりチャンスが拡大したマウントゴールドは1500mの流れに対応できれば。その辺りは岡部騎手の手腕が頼りに。ちなみに、印の回らなかったキンイロノツバサも常識的には叩いた次走以降が狙い目だが、(2002)と好相性の細川騎手だけに一概に無視はできない。

◎(2)コンビーノ...前走のガーネットオープンでは早め先頭から押し切りを狙ったが元中央オープン馬にねじ伏せられる格好で2着。それでも休み明けとはいえナムラマホーホの追撃は振り切ったのだから悲観材料はない。唯一の懸念材料とも言えたスズカゴウケツの存在がなくなり、勝利の二文字は揺るぎのないものになったか。

○(5)メンターモード...初戦は920m戦で予想以上にやれた印象だったが、1700mに延びたここ2走も掲示板止まり。とはいえ、悪くないレースはできている。1500mへの短縮は歓迎のタイプと映るだけに、コンビーノ以外には負けたくないのが本音か。

▲(3)タイガーアチーヴ...馬場が乾いて逃げ有利な状況に傾いたのが追い風になったとはいえ、昨年4月以来の連対を果たした。ここも一人旅が約束された構成で、大名マークをするであろうコンビーノがゆっくり攻め立ててくれるようなら残り目十分。

△(6)マウントゴールド...初戦は出遅れながらも3着を確保と当地区A級でメドを立てたが、前走は極端な上がりの競馬に対応できず。これまでの戦歴から1500mは忙しいが、追走に脚を使わないで済むのは歓迎? 上位がスキを見せれば侮れない。 

おすすめ買い目

馬単 2→5 2→3 2→6

 

※投票の際は、締め切り間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

 

地方競馬ならオッズパーク競馬