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2023年2月13日   ショコラ特別A7サラ系一般 定量 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   押し切り濃厚 ヘイシリン
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 尾原友和"

7-1_nagoya.jpg この日のメインはA7組で行われるショコラ特別。回避馬が多数出た関係で8頭立て。しかも、有力処の2頭を除けばA級とは名ばかり?という厳しい見方もできるメンバー構成だ。したがって、このレースの焦点は主力2頭(ヘイシリンネオヴォイス)のどちらが勝つのか、そして、3番手争いを制するのはどの馬なのか、この2点に尽きるだろう。まずは主力2頭の覇権争いについてだが、正直これも前者がかなり優勢と言えるだろう。というのも、1月16日の直接対決で2着ヘイシリンと5着ネオヴォイスの着差は1秒7差。中間の好気配を加味しても逆転までは至難の業か。ただし、相手は1頭に絞れるだけに着差は詰まりそう。そこで無理をして末を失くすシーンは僅かに考えられるが、ベテラン騎上だけに玉砕覚悟で臨むことは想定しづらく、力通りに収まる公算が大きいとみる。3番手争いの方は実に熾烈で、既存勢力ではハクサンスプリングだが、転入後2走が若干地味な印象。体調面で良化の余地があるし、距離短縮も歓迎だけにそこに託す手かも。ただし、心もとないのは確か。やはり転入新馬(マイディアライフフェスタジョーヌ)の未知の魅力に懸けてみるのが妙手という気が。新顔2頭では併走追いを慣行、岡部騎手を配した陣営の意欲を買ってマイディアライフを上に取りたい。

◎(1)ヘイシリン...3カ月半ぶりの実戦ながら難敵メイショウセロジネとハナ差に粘闘。寸前で捕まりはしたが負けてなお強しを印象付けた。昨秋9月に既にA4組勝ちがあって昇級は形だけ。1開催あけて久々好走の反動はないし、叩いた上積みが見込める。最大の敵ネオヴォイスには前走で1秒7差付けた。ここは順当に決めそうだ。

○(7)ネオヴォイス...前回はB2組で勝ち馬に離された(1秒1差)とはいえがっちり2着を確保。再上昇ムードを示すようにこの中間は好馬力を発している。本命馬には前回の対戦で1秒7差を付けられたが、出来の良さを生かして必死に食い下がる構え。逆転までは正直至難の業だが、無理仕掛けをしなければ次位は安泰だろう。

▲(6)マイディアライフ...中央から岩手を経緯しての転入。昨期は夏までコンスタントに駆けているが、以降は案外なのがどうか。かつては彼の地でB1勝ちがある馬だけに年齢的なものを危惧する。ただ、攻め感触からすると動けて良さそうな印象だ。

△(2)フェスタジョーヌ...南関東で4勝だが、2歳時に2勝を挙げて3歳の準重賞・ブルーバードカップに駒を進めたが、以降は善戦止まり。昨年4月に4年半ぶりの勝利を挙げたのはC3だった。直近のC2では入着手前までで多少衰えがあるのかも。

×(5)ハクサンスプリング...冬季休催の金沢からの転入馬は総じて振るわないが、叩き2走目の前走で馬体が回復したぶん多少なりとも前進があった。1500mに短縮するのは歓迎だし、主力2頭以外となら差は感じない。馬券圏内へ突入しても驚けない。

おすすめ買い目

馬単 1→7 1→6 1→2 1→5

 

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