Odds Park 競馬

　木曜日のメインレースは第52回白鷺賞。今年は笠松、高知、佐賀からの遠征馬５頭を加えたフルゲート12頭が揃った。その中本命は(９)ジンギ。現在このレース連覇中。ここ２走は思わぬ敗戦をしてしまっているが状態は良い頃と比べてもそん色ない。同レース３連覇へ向けて視界良好。相手候補は実績では最上位の(５)ヒストリーメイカーと好調を維持している(４)エイシンナセルの２頭。他には高知からの遠征馬の(10)グリードパルフェや前走が収穫のあるレースを見せた(８)エイシンダンシャクがそのあとに続く。

◎　(９)ジンギ…現在白鷺賞を連覇している。ここ２走は３着、２着と思わぬ敗戦が続いているが、前走の園田金盃に関してはスタートで大きく出遅れてしまい後方からの競馬になってしまったことが最後まで響いた感じ。それでも直線では鋭い伸び脚で２着まで上がって意地を見せていた。この中間も攻め量を落とすことなく乗り込まれているし追い切りの動きも上々だったので調子落ちは無さそう。スムーズな競馬ができれば３連覇は濃厚だろう。

〇　(５)ヒストリーメイカー…今回がＪＲＡから佐賀競馬に転入初戦。ＪＲＡ在籍時には重賞勝ちはないものの２着４回３着２回と実績面では最上位の馬。金沢で在籍していた経験から地方の小回りコースも問題は無いだろう。今回が転入初戦なので仕上がり状態がポイントになってくるが、実力通りの走りができれば逆転も十分有り得るだろう。

▲　(４)エイシンナセル…前走の新春賞では勝負所でインコースから一気に進出をして一旦先頭に立つなど見せ場十分の競馬だった。この中間の追い切りでは好調時の時のような活気のある動きで好時計をマークしており状態は前走以上。今回も引き続き吉村騎手が騎乗するのでハマれば一発あってもおかしくない。

△　(10)グリードパルフェ…一昨年の高知県知事賞の勝ち馬。南関東在籍時には東京湾カップと黒潮盃で２着、戸塚記念で３着、東京ダービーで４着など実績面では引けを取らない。昨年の高知県知事賞は上位２頭から離された３着だったが最後までしぶとい伸びを見せていた。一瞬の切れは無いが最後までバテることなく伸びてくるので持久力勝負に持ち込めれば上位争いまで加わってくるだろう。

△　(８)エイシンダンシャク…近走は逃げることができず中途半端な競馬が続いていた。前走のオープン特別では出負け気味のスタートで後方３番手追走と万事休すと思っていたが、２周目向正面から一気に進出を開始し３コーナーでは一旦先頭。最後は勝ち馬の切れ味鋭い末脚に屈してしまったが見どころ十分の競馬を見せた。そこから間隔が詰まっているため速い時計は出していないがしっかりと乗り込まれ状態は維持している。今回は先行するのか、それとも前走のような競馬をするのか未知ではあるが姫路の相性の良さを存分に発揮できれば面白い結果になるかもしれない。