Odds Park 競馬

　３歳１組らしく生きのいい馬が多く、上位勢の力量は接近している。ニャーは転入後、ポンポンと連勝を飾り、距離延長の前走も見せ場たっぷりの３着。先行力としぶとい粘りを兼備しており、1400ｍに戻った今回も大崩れは考えにくい。マイロマンスは２走前に準重賞・秋風ジュニア勝ちの実力馬。モマれると走る気をなくす面があり、そこさえクリアできればひと息後でも好勝負必至だ。ビリーヴィンはデビュー前から評判の高かった馬。近況は自分の競馬ができずに精彩を欠いているが、大外枠を得て変わる可能性は十分。アイファーダイオウは準重賞、重賞のここ２走は出脚が伴わず７着続きだが、先行さえできれば一変が可能だ。転入後は結果が出ていないハンデンリリーだが、３走目で環境になれて当日の落ち着きがあれば変化があるかも。

◎(５)ニャー　転入後は逃げて連勝を飾ったが、前走では２番手からの競馬で３着。脚質に幅があるとこを見せられたのは収穫だ。中間の気配は引き続き良好で好走続きの疲れも感じられず、ここも楽しみ。

○(３)マイロマンス　すでに３勝を挙げ、２走前には秋風ジュニアも勝った実力馬。約２カ月半ぶりの競馬になるが、追い切りの動きは軽快そのもので初戦から動ける態勢は整っている。

▲(８)ビリーヴィン　デビュー戦を快勝し、続く２走目でも認定競走を勝っており、素質は世代でも屈指のものがある。近況は６、５、11着と平凡だが攻め馬では相変わらず好時計をマーク。大外枠からスムーズな競馬ができそうで変わり身十分。

△(６)アイファーダイオウ　４走前のこのクラスで２番手から２着に粘り込んでいるように、前々の競馬ができれば力を発揮するタイプ。出脚ひとつで一変の目。

×(２)ハンデンリリー　転入後は８、５着だが決して気配は悪くない。気性的にアテにしづらいが、中央１勝の実績からみても環境になれてきた効果があれば変わっても不思議はない。