Odds Park 競馬

　出走９頭中、６頭が前走を勝ち、２頭が２着という好調馬ぞろいの一戦。なかでも１分30秒９と時計面で一歩リードしているのがプラウドリネージュ。極端にモマれた時の不安はゼロではないが、スピード上位であり８番枠とすんなり運べそうな枠をゲット。力通りに決めてくれるとみた。これに待ったをかけるとすればバイコーンか。先行力がある上、直線でもうひと押しが効くタイプ。(8)より前々で流れに乗れれば逆転も。再転入初戦から２着と力のあるところを見せたマイサンライズも有力な１頭。１枠からどうさばくかだが、名手岡部騎手なら心配はあるまい。転入後、上々のスピードを発揮して３戦２勝と好調なアルーリングリップ、前走の勝ちっぷりに見どころがあったサトノユニティとコートパルフェからも目が離せない。

◎(８)プラウドリネージュ　前走が１分30秒９とこのクラスでは一枚上の好時計。ほぼ目一杯の競馬だったので大幅に時計が詰まるかは微妙だが、前走だけ走ってしまえば特別のここに上がっても問題あるまい。

○(６)バイコーン　出遅れた転入初戦こそ４着に敗れたが、その後は２、２、１着とハイレベルで安定。特に前走は５馬身差の圧勝とここへきてさらに勢いづいてきた感がある。

▲(１)マイサンライズ　笠松復帰初戦から２着とコース相性の良さと素質のあるところをアピール。順調に使えるぶん中間の気配は前走時より確実に上向いているだけに相手強化のここでも楽しみ。

△(４)アルーリングリップ　転入後は３戦２勝。２走前のこのクラスで７着に敗れているが、逃げて目標にされ厳しいペースになった。うまく好位で流れに乗れれば、そんなに力の差はないはず。

×(３)サトノユニティ　前走は25組の800ｍで快勝。相手も強くなったし、距離も延びる今回は正念場だが、直線でズバッと差してきた脚を見る限り1400ｍは合いそう。

×(５)コートパルフェ　血統や馬っぷりから走ってきそうな雰囲気は感じる。中団からなかなかの脚で伸びてきた前走内容は悪くなく、素質馬がこれで勢いづいてくるかも。