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2023年1月17日   第25回 新春ペガサスカップ(SP1) オープンサラ系3歳 別定 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第10レース   馬券の軸はコレだ エムエスドン
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 尾原友和"

7-2_nagoya.jpg この世代はセブンカラーズの一強ムードで推移していたが、昨年暮れに道営から2勝馬(オープン勝ち)のリストンが移籍してきて勢力図が変わりつつある。多少折り合い面で難しいところがあるとの触れ込みだったが、初戦は2番手から抜群の手応えで抜け出して3馬身差の完勝。1ハロン程度の延長なら力任せに押し切るのは十分可能で、初重賞制覇で打倒セブンカラーズの旗頭になる公算は大きい。ただし、その前走は思いのほかすんなり運べたのも確か。1700mに延びて、内枠で包まれてエキサイトするという一抹の不安がある。その点でエムエスドンは頼りになる存在だ。脚質に幅があって鞍上の意のまま自在に動けるのが強み。パンチ力ではリストンに一歩譲るものの、こと馬券の軸としてはこちらの方が買いやすい。一方で、一発の魅力はブレイブゾロ。転入当初は末の甘さが目に付いたが、今津博厩舎のハードトレーニングで粘りが強化。前走の時計、内容なら伏兵以上の存在と言えよう。スイスイ運べば少なくとも主力2頭を慌てさせることに。他では笠松で成績を挙げてきたイグアスワーク、末脚を磨いてきたメイクストームイントゥザファイア。これらは勝ち負けとまでは言わないが、3着ならば十分に間に合っていい勘定だ。

◎(2)エムエスドン…ライデンリーダー記念は前を行く本命馬を早めに捕まえ、後続の追撃を封じ込む岡部騎手の技ありの勝利。余裕残しの馬体でここへ向けて上積み要素があるし、同舞台を経験済みなのは大きい。馬券の軸としては打って付けか。

○(3)リストン…初戦が2番手から難なく抜け出して3馬身差の完勝劇。道営オープン勝ちの地力の一端を示した。ここ目標に仕上げに抜かりはなく、1700mもこの組み合わせなら不安材料にはならないか。道中折り合えばあっさりの可能性まである。

▲(9)ブレイブゾロ…保園騎手とのコンビで逃げに徹して素質が開花。前走はよどみないラップを刻んで1分36秒7の時計は高評価できる。中間は古馬A級に胸を借りてハードなケイコを消化。重賞でも臆することなく自分の型を貫けば大駆け十分だ。

△(12)イグアスワーク…笠松に矛先を向けてラブミーチャン記念3着、ライデンリーダー記念4着。前走は発馬で寄られる不利がなければ際どい勝負になったと思わせるもの。久々の地元でメンバーは強化するが、外から流れに乗れば侮れない面がある。

×(10)メイクストーム…笠松の一連の重賞戦線で2、2、3着(タイム差なし)と好勝負を連発。一戦ごとの体重増が示すように着実に地力を強化している。1勝は逃げて挙げたものだが、差す競馬で成績を向上させてきた。広い名古屋の馬場で更に。

×(5)イントゥザファイア…テンに行けない脚質だし、砂を被ったりモマれたりすると良くないタイプ。まだ課題は多いが、それでも末脚を磨いて一戦ごとに時計を短縮してきた。賞金下位ながら希望出走してきた陣営の意欲を買う手はあるか。 

おすすめ買い目

馬単 2→3 3→2 2→9 9→2 2→12 2→10 2→5

 

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