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　昇級戦になる(７)ノエルブランだが、登坂力勝負ならここでも互角にやれる。末の甘さが解消した今なら連勝が期待できる。条件が楽になる(３)ミノルシャープ、(５)マツカゼウンカイの巻き返しも十分。課題の障害が良化した(２)ブラックサファイアにもチャンスあり。上積み見込める(１)オーシャンウイナー、障害巧者(10)コウテイに注意。

◎(７)ノエルブランは前走は障害ひと腰でトップ抜けしてそのまま押し切り完勝。以前は直線で甘さを出し、勝ち切れないレースが目立ったが、近走は最後まで歩けるようになり、取りこぼしがなくなった。オープン昇級戦とはいえ、登坂力勝負なら互角にやれる。

〇(３)ミノルシャープは一気に増量された前走でも障害三腰。ゴール前10ｍ過ぎまでは歩けていたし、結果４着も、上々のレースぶり。特別戦でオープン２番手が相手と条件が楽になる。３走前のように、ひと呼吸入れて仕掛ければ末の甘さを出す心配はない。首位争い期待。

▲(５)マツカゼウンカイは今回は特別条件で760キロ。これくらいの荷物なら前走で手間取った障害の修正は可能。この中間も素軽い動きを見せており、重賞後でも疲れはなく、仕上がり良好。終いは確実に脚を使える馬。持ち味を生かせれば巻き返し可能。

△(２)ブラックサファイアは今開催から賞金ハンデが加増されるが、760キロなら対応可能。課題の障害が良化した今ならこのメンバー相手にもヒケを取らない走りが可能。警戒が必要。

△(１)オーシャンウイナーは世代限定の前走は３着と力を考えれば物足りない結果に終わったが、本来の走りができれば自己条件でも勝ち負けに加わっても不思議はない。10キロとはいえ、斤量が軽くなるのは好材料。無視はできない。

△(10)コウテイは前走２着に敗れたとはいえ、以前は苦手にしていた速い時計決着にも対応できていたし、上々の内容。障害には自信を持っている馬。増量に不安はなく、ひと押し利けば圏内進出十分。