Odds Park 競馬

 ２０２３年の名古屋競馬４日目に行われるのは伝統の重賞・名古屋記念。フルゲート12頭がそろって激戦が予想されるが、注目は叩き３走目でさらに良くなったスズカゴウケツ。中央３勝馬の脚力は相当で、直前の併せ馬で抜群の動きを披露。距離１５００ｍは守備範囲だし、速くなりそうな展開面も後押しするので。これに対抗するのはトミケンシャイリだが、前回の内容が少々不満。叩き３走目で徐々に良くなってきた印象はあるが、まだ本来の姿とは言えぬ。今回も地力が頼りになってきそう。割って入るならブンブンマルか。前回は内に入って力を出し切れなかった内容で情状酌量の余地はある。地力は十分だし、今回は外めの枠に入って本領発揮の場としたい。一発長打の期待はメルトとした。まだＡ級での実績はないが、まだ伸びしろが見込める素材。課題のゲートさえ決めてくれれば楽しめても。前回の初オープンでも好勝負に持ち込めたメイショウシルト、引き続き出来絶好のヒロシゲウェーブも３着くらいならあっていいか。

◎(②)スズカゴウケツ…相手はそろったが、今回を目標にして前回以上の状態で臨めるし、中央３勝馬で実績面で引け目なし。テンに行けぬが、決め脚を秘める馬。ある程度、速くなってくれれば勝機は十分とみる。

○(⑫)トミケンシャイリ…前回は太目を叩いて一変してくれたが、負かした相手を考えると不満が残る内容だった。叩き３走目で上積みは見込めるが、まだ良化の余地を残す段階で、今回も地力が頼りになる。

▲(⑪)ブンブンマル…良く見せた前回で大敗。ただ、内に入って動くに動けない展開で度外視は可能。今回は伸び伸びと走ることができる枠に入った。状態の良さを生かせば巻き返せていい実力馬なので。

△(⑨)メルト…一気の相手強化で劣勢な立場。ただ、素質の面で大きな見劣りはないし、時計的にも大差はない。まだ伸びしろが見込める４歳馬だ。ゲートさえ決めれば大駆けがあっていいぞ。

×(⑤)メイショウシルト…寒くなって徐々に馬体を増やし、攻めの動きが良くなってきた。状態は今がピークと見ていい。どんな展開にも対応できるようにもなり、混戦になれば出番があっても。

×(⑥)ヒロシゲウェーブ…明けて７歳でも衰えの色は一切なく、攻めの動きは益々快調。正直、ここに入ると地力の面で…という感は無きにしも非ずだが、好調さを生かすことができれば。