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2022年12月16日   ヤングジョッキーズFR名古屋 第3戦C 特別サラ系3歳以上 定量 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第10レース   ラビットライト&水沼元騎手が差し切る構え
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 尾原友和"

7-2_nagoya.jpg 今開催は2022ヤングジョッキーズのファイナルラウンド名古屋シリーズと銘打たれて、初日はC級ながらYJSのシリーズ第3戦がメインに。前開催の時計比較では大半の馬が1秒差以内と実力が拮抗しており、文字通り騎手の技量が問われる一戦になる。この中で主力視したのはラビットライト。転入2戦目ではひとマクりで7馬身突き抜けて覚醒すると、同様のレースぶりで2、2、3着とあと一歩勝ち切れないまでもいい競馬を重ねている。騎手競走で各馬仕掛けが早くなりがちなのはこの馬にとって好都合だ。前開催と同様に外差しの利く馬場なら末脚が冴え渡りそう。JRA美浦所属の水沼元輝騎手にとってはチャンスの鞍と言えるか。これに続くのも差しタイプのマディソンテソーロ。こちらは追わせるタイプの馬で、同じくJRA美浦所属の小林凌大騎手も若手らしく諦めずに追えば好勝負に持ち込めていい。これらに対抗するのは前々で運んで粘り込みを狙う川西勢のブラザリーラヴコパノアダムス。両馬ともそれほど癖もないのでテン乗りの心配はない。兵庫所属の大山龍太郎騎手、川崎所属の野畑凌騎手にとっては腕の見せ所か。他ではJRA栗東所属の角田大河騎手のブラーバック、同じく栗東所属の川端海翼騎手のリアルモンスターも外めすんなりなら力差は感じない。軽視は不可だろう。

◎(6)ラビットライト…3角からのひとマクりの競馬が定着して好勝負を連発。徐々にクラスが上がって勝ち切れないでいるが、前走3着は3~4角で内の深い所を追い上げたぶんか。騎手競走で適度に流れれば思い切って外をぶん回しても届く勘定だ。

○(7)マディソンテソーロ…転入当初はモタついたが、一戦ごとに良化を示して首位が望める位置へ。ここに入っても時計差はない。あとは多少生ズルいところがあるタイプなので、鞍上がしっかりと追いまくって能力を存分に発揮できればになるか。

▲(1)ブラザリーラヴ…2走前の特別(勝ち組)は不本意な結果になったが、ブリンカーを装着した前走は押し切るかの場面が。まだ外へ張る面はあるようだが十分に修正可能な範囲。前開催と同様の馬場なら勝負所でうまく外へ持ち出すことが条件に。

△(8)コパノアダムス…11月に戦列復帰後は一進一退だが、2走前は久々好走の反動があったか。前走は勝ち馬の渋太さに屈したが、37秒台で駆けて時計的には悪くないもの。素直な気性で乗り手は選ばないし、すんなり先行すれば簡単には止まらない。

×(9)リアルモンスター…前走も取り消しの不安はない仕上げということだったが、やはり一頓挫であいたぶんの影響はあったか。気難しい面があるので外めの枠を引いたのはプラス材料で、リズム良く運べば大駆けがあっても驚けない。軽視は不可だ。

×(4)サマーサンシャイン…取り消し明け3走は37秒台を連発するなど好内容を重ねていたが、前走が案外に終わった。その辺りは気になるところだが、前走にしてもバテずに渋太く食い下がってはいた。一戦だけで見限るわけにはいかない好素材だ。

おすすめ買い目

馬単 6→7 7→6 6→1 1→6 6→8 8→6 6→9 6→4

 

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