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　実力接近の好メンバーとなったが中心には安定した差し脚が魅力のマジックバローズを推す。直近３走の上り時計が38秒９、38秒０、37秒９とハイレベル。今回も出遅れそうだが、時計面では上位で速さ負けの心配はない。３走前の勝ちっぷりが鮮やかだったミスティネイルも有力な１頭。２走前は東海クラウン、前走は船橋・クイーン賞と強敵相手で見せ場がなかったが、適鞍のここなら変わり身必至だ。名古屋から参戦のペイシャケイティーは初コースが心配だが、４走前にはハナを切る機動力を見せており、本質的に笠松は合いそう。実績もここで通用するものはあるだけに前走７着からの変わり身を期待。転入初戦ながら攻め馬の動きは良好なエストラード、先行力十分のマイネルホイッスル、めったに崩れないヒシハムザリバーも好勝負可能な地力の持ち主だ。

◎(７）マジックバローズ　４走前の重賞・オータムカップこそ10着に崩れたが、それ以外は堅実な末脚で見せ場を作り続けている。前走も道悪の中を１頭だけ目立つ脚いろで差してきていたし、クラス上位の決め手があることは間違いない。

○(６)ミスティネイル　各地の重賞遠征時には着順を落としているが、転入後は笠松戦に限れば３、１、５着。最悪でもオープンでの５着とこのメンバーなら地力は一枚上のはず。11月30日に船橋遠征したばかりだが、直前の気配も悪くなかった。

▲(４)ペイシャケイティー　２走前の名古屋でＡ－４組を快勝。２組に相手強化された前走は７着に敗れたが、これだけの成績を挙げられていれば笠松のＡ－３組なら通用しそう。先行力があるのも心強い。

△(２)エストラード　中央時に新馬戦２着と素質は高い。近況、園田では馬券に絡めていないが、３走前にはＢ－１組で先行して４着と、極端に力が衰えたわけでもなさそう。攻め馬でもいい動きを披露しており、初戦から警戒したい。

×(３)マイネルホイッスル　前走は目標にされたぶん５着に甘んじたが、軽快な先行力は評価できる。うまく２番手の外で流れに乗れれば残り目もあろう。

×(８)ヒシハムザリバー　直近３走で２勝と好調モード。前走時計の１分43秒９も優秀で４組に上がっても力負けするとは思えない。