Odds Park 競馬

　２歳戦だけに思わぬモロさを見せたりして波乱の可能性がなくはないが、馬券の中心はセイジグラット。10、11月は３連勝でまとめて一戦ごとに力をつけていることをアピール。逃げ切り３連発だが、２番手からの競馬でも好走実績はあるので大崩れの心配は少ない。追い切りの動きが目を引いたのはエイシンネムス。前走は◎に１秒４差の３着だったが、出遅れや１枠を考えると悲観する内容ではない。門別から転入初戦のヒロチャンが単穴。1100ｍまでの経験しかないのは不安だが、戦歴はなかなかだし、笠松向きのスピードがあるのも魅力。１４００ｍでは堅実に走ってくるアバランチベルン、相手強化されたが、前走勝ちの勢いは無視できないムギコも連圏内だ。

◎(４)セイジグラット　門別では好成績を挙げられなかったが、笠松の水が合ったのか転入後は全て馬券に絡んでいるし、ここ３走は３連勝。スピードとしぶとさを兼備したタイプであり、このメンバーなら時計的にも上位。極端にモマれなければ好勝負必至。

○(７)エイシンネムス　１枠から出遅れて厳しい競馬になった前走も３着と大崩れしなかった点を評価。欲を言えばもう少し時計を短縮したいところだが、中間の動きは抜群で体調面の上積みが見込める。

▲(５)ヒロチャン　門別で11戦して１勝、２着１回、３着４回とハイアベレージで馬券に絡んでいる。1000ｍ中心に使われていて、距離延長がどうかだが、スピードを生かしたレースをしており、小回りの笠松は合いそう。

△(２)アバランチベルン　２走前のラブミーチャン記念では強力遠征馬の壁に跳ね返されて大敗を喫したが、地元の1400ｍでは堅実そのもの。好位づけからひと踏ん張りが効くタイプで、ここも手堅く走ってくれるだろう。

×(６)ムギコ　１分33秒７と時計は地味だが、２着を８馬身離しての楽勝で能力の高さを感じさせた。この勢いがあれば１組に上がっても善戦できていい。