Odds Park 競馬

　本日のメインは、ファン選抜による岩手版・有馬記念「桐花賞」（Ｍ１、オープン、右回り、ダート２０００ｍ）。前走は馬場や展開に泣かれた感ある◎(12)グランコージーだが仕上がりの良さは目を引く、得意な水沢コースでマイペースの逃げに持ち込めれば押し切れると読んだ。今シーズン岩手に移籍して実力馬○(11)ヴァケーション、▲(５)ノーブルサターンが復活からも目が離せぬところ。決め手あり勢に乗る△(６)セイヴァリアント、長丁場には強い△(２)ジェイケイブラックが虎視眈々。既に桐花賞を制した実績ある△(４)ヤマショウブラックにも怖さが。

◎(12)グランコージー……３歳時はフレッチャビアンカと激闘と演じた実力の持ち主。雪の影響もそれほどなく乗り込み量に不足なく出走態勢は万全。２０００ｍが長いと印象はなくコーナー６回の水沢で息が入れば展開も向く。スピード全開で久々のタイトル奪取に期待。

○(11)ヴァケーション……２歳時に全日本２歳優駿を制した実績。今シーズン岩手に転じシアンモア記念制覇やダートグレード競走・マーキュリーカップ３着と実力を見せつけている。ＪＢＣクラシック以来の実戦でも追い切り本数からも好仕上がり。

▲(５)ノーブルサターン……南関東の近走は低調だったが岩手初戦を強さ発揮して難なく突破して桐花賞へ。ＪＲＡ在籍時にはダートグレードでの実績を残しており、さらに体調上向きとなれば頂点へ。

△(６)セイヴァリアント……ＪＲＡ２勝クラス～南関東Ａ級を経て７月に岩手入り。すずらん賞勝ち、トウケイニセイ記念２着など安定感が魅力で確かな末脚。この顔ぶれに入って仕掛け次第ではチャンスあり。

△(２)ジェイケイブラック……前走の長丁場・北上川大賞典が重賞初勝利。スタミナ豊富で距離が長いほうが持ち味が生きるタイプ。調子の良さを前面にビッグタイトルまで。

△(４)ヤマショウブラック……19年の桐花賞を制して最優秀馬に輝いた実績がある。その後は伸び悩んでいたが、北海道から戻っていた前走２着と復調の兆し。冬の水沢と得意。