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2022年11月22日   第61回 ゴールドウィング賞(SP1)2歳 オープンサラ系2歳 別定 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   真価を問う セブンカラーズ
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 尾原友和"

7-2_nagoya.jpg デビューから無傷の3連勝。いずれも圧倒的な内容でモノにしてきたセブンカラーズが不動の中心だろう。これまではスピードの違いでハナに行っていたが、控える競馬もできそうな印象で、極端にモマれることさえなければ主役の座は揺るぎないか。とはいえ、初対戦で楽しみな馬も複数いる。その筆頭としては笠松のスタンレー。8月には中央に転じて新潟2歳ステークス(芝1600m)で1秒差と善戦した異色の経歴の持ち主だが、先月の笠松復帰戦を5馬身差で快勝するなど、以前よりもパワーアップした姿を見せていた。こちらも先行タイプとあってセブンカラーズには厄介な存在となりうる。道営で認定勝ちのあるエムオーチロミトノシャルマンの角田勢2頭もスキあらば一気に突き抜けるだけのポテンシャルを秘める。ただし、前者は1200mまでの経験しかなく短差しタイプの印象なのがどうか。後者は前回をハイラップでねじ伏せて勝ったが折り合い面からさらに200m延びてどうか。それならば、セブンカラーズとの過去2度の対戦では2秒1、0秒8差と完敗を喫しているエムエスドンに出番が回ってもいい。主力2頭が執拗に競り合うようなことがあればこれらを見る形でひと差し。漁夫の利を得る可能性があるかも。

◎(8)セブンカラーズ…新馬→準重賞→準重賞と無傷の3連勝。中でも2走前は前半49秒5のハイラップを刻んで後続に2秒1差を付ける圧勝劇で鮮烈な内容だった。初対戦の馬もいて控える競馬になってどうか一抹の不安があるが、すんなりした流れなら全く問題ないはず。ここを足掛かりに全国区へと羽ばたく可能性を秘めた逸材だ。

○(6)スタンレー…笠松デビューで新馬→特別を連勝。中央へ転じて芝の新潟2歳ステークスで1秒差と圏内で駆けたのは評価できる。先月の復帰戦を叩いてここは青写真通りで一段上の仕上げで臨めそう。控える競馬もできるタイプだが真っ向勝負で名古屋の雄のハナを叩けばより勝利へ近づける? 展開の鍵を握るのはこの馬だろう。

▲(11)エムエスドン…新馬、認定を含む3勝は優秀で、7戦全て馬券圏内の堅実駆けタイプ。ライバルのハナを叩いて逃げ切ったかと思えば、前走の準重賞・弥冨記念では差して2着。セブンカラーズを追い掛けたのはこの馬だけだ。自力勝負では如何ともし難いが、他馬のアシスト、展開の利でもあれば際どい勝負に持ち込んでいい。

△(1)ミトノシャルマン…道営で認定勝ち、南関東では2戦して勝ち星こそないが、当地初戦は前半49秒3のハイラップを追い掛けてねじ伏せる強い内容。道中で若干行きたがる面を見せていただけに1700mに延びてどうかだが、1番枠からうまく前に壁を作って折り合えれば、ひと伸びが利いてもおかしくない。侮れない1頭だ。

×(12)エムオーチロ…道営で新馬、オープンの2つの認定勝ち。逃げて、差して勝っているので展開面で融通は利きそうだ。ただ、400キロにも満たない小兵で、2走前の直線ひと伸びで決めた勝ちっぷりからは短差しタイプの印象を受けた。距離経験は1200mまでで一気に500mも延びてどうか。大外枠というのも若干引っかかる。

おすすめ買い目

馬単 8→6 6→8 8→11 11→8 8→1 8→12

 

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