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メイショウコハギは３連勝の内容が秀逸。特に前走は園田ATで３着と力をつけてきた３歳馬アンサン相手に背55kgを背負いながら完封と今の充実ぶりが感じ取れる勝ち振り。昇級戦で相手は強化されるが今の勢いなら突破できるとみた。相手はガレットショコラ。前走は実績馬ピスハンドに後塵を拝したが、４角楽な手応えで一旦先頭とレース振りには復調の兆しが伺えた。ここもスムーズに先行できさえすれば。ニネンビーグミは取消明け、初古馬相手で３番手評価に下げたが、３歳重賞２勝馬、当然侮れない。デスティニープランは前走重め残りが敗因か。絞れてくれば変わってきていい。あとは休み明けひと叩きされたバーゲニングパワー、ナムラドンにも注意。

◎（11）メイショウコハギ…以前は気難しさがありストレートに力を発揮できないレースもあったが、調教から跨る下原Jと連続でコンビを組んでからはその面も解消されてきた。特に前走は力をつけてきた３歳馬相手に背55kgを背負いながらも全く寄せ付けずと今の充実ぶりが感じ取れる勝ち振りだったし、昇級のここでも引き続き期待したい。

○（1）ガレットショコラ…兵庫転入後10連勝を達成し、その後も兵庫サマーQで３着と牝馬重賞路線でも結果を出してきた馬。８歳となりその当時の力まで求めるのは酷だが、それでも前走は実績馬ピスハンドに最後まで食らいついたのだから、この条件ならまだやれるだけの力はある。

▲(12)ニネンビーグミ…1月兵庫QS、５月のじぎく賞と３歳牝馬重賞を２勝とこの世代の牝馬でトップクラスの力の持ち主。10月に戦線復帰予定も直前のアクシデントで取消し、幸い軽度のもので、その影響はなさそう。それが示すように直前の追い切りでは好時計駆けと仕上がりに関しては問題ない、あとは初めての古馬戦での力関係のみ。

△(7)デスティニープラン…近走崩れたのはいずれも馬体増によるもので465kg～470kgぐらいならそう大きく崩れることもない。この中間は攻め強化、これで馬体が絞れてくれば変わってきても。

△（2）バーゲニングパワー…うまく前付けの形には持ち込めたが、前走は久々の影響もあって息が保たず。元々現級では（1.3.2.2）と安定して走れていた馬、2走目吉村Jで一変の余地も。

△（5）ナムラドン…７走前に中央１勝クラスで２着、その時の走りを考えれば十分やれる条件。今回は久々を一度使った上積みが見込めるし、もう少し位置が取れるようなら前進があってもいい。