Odds Park 競馬

　今日のメインは地方全国交流のＳＰI・第９回ラブミーチャン記念。１着賞金500万円を懸けた２歳牝馬による一戦だ。地元笠松では前走で秋風ジュニアを快勝したマイロマンスが有力。前走後はここ目標にじっくり調整され体調はハイレベル。名古屋勢では門別で１勝を挙げ、転入後も１、２着と底を見せていないイグアスワーク。前走も敗れはしたが勝負どころの不利を克服しての２着は評価できる。ただ、今年の遠征２頭はこれら東海公営勢をはるかにしのぐ素質を持っている可能性が高い。兵庫のアドワンは前走で重賞・園田プリンセスカップを見事に差し切り勝ち。大井のボヌールバローズも新馬戦は持ったままの快勝と潜在能力はかなり高そう。長距離輸送や初コースに戸惑わなければ、遠征２頭のワン・ツーもある。前走、控える競馬で新味を出したメイクストームが押さえ。

◎(４)アドワン　デビュー戦こそ２着だったが、その後は認定→重賞・園田プリンセスカップと連勝。モマれても力を損なわない根性がある馬で、大崩れの心配が少ない点にも好感が持てる。よほど輸送でイレ込んだりしなければ有力だ。

○(６)ボヌールバローズ　デビュー戦は後続の出方に合わせて軽く勝った印象で、潜在能力の高さをアピール。前走は５着に敗れたが、陣営によれば「テンションが高く自分の力が出せなかった」とのこと。当日の落ち着き次第で勝機十分。

▲(１)イグアスワーク　レベルの高い門別２歳戦線で１勝。名古屋へ移籍後は初戦を４馬身差の快勝。前走は勝負どころで一旦後方に下げざるを得ない場面がありながら２着とまだ底を見せていない。この相手でも能力は互角とみる。

△(５)マイロマンス　初勝利までに４走を要したが、これで軌道に乗ったのか、その後は破竹の３連勝。モマれず運べたとはいえ、前走では強敵ぞろいの秋風ジュニアを勝った。相手はさらに強くなったが、この勢いと地の利を生かしたい。

×(８)メイクストーム　デビュー戦ではマイロマンスに７馬身差をつける圧勝劇と素質は高いはず。しんがりで脚をタメた前走はいい伸びを見せただけに、あれをキッカケにできれば。