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2022年9月28日   セレクトゴールド第3戦2歳 特別サラ系2歳 定量 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   2つ目の認定ゲットだ エムエスドン
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 尾原友和"

7-2_nagoya.jpg 今年の名古屋の2歳戦線は若駒盃を2秒1差で大勝したセブンカラーズの1強ムードで、2番手以下は正に横一線。JRA認定が懸かったセレクトゴールドは重賞に匹敵する賞金で誰しもが手中に収めたい鞍だ。まして前述のセブンカラーズ不在とくればいずれの陣営も力が入るのは至極当然。激戦が予想される。この中で筆頭格はセレクトゴールド第1戦を勝ったエムエスドン。リズム良く行かせたら簡単に止まらないターミバレンシアさえ負かせばの構成ではあったが、相手のお株を奪う逃げの手に出て、前後半50秒9-54秒6の乱ペースをしのぎ切った。ここに照準を絞って抜かりない仕上がり。2つ目の認定ゲットの公算は大きい。一方で、第2戦を勝ったフラワーニシキは第1戦をスキップ、ゆったりしたローテで馬が良くなっていた。消耗の激しいレースだけに続けて使ってどうかの懸念はある。メンバー最多タイの3勝を誇るターミバレンシアはここを勝つだけの地力を有した馬だ。ただ、第1戦はエムエスドンにハナを叩かれ、第2戦は掛かった馬に絡まれる誤算。逃げが理想のタイプだけになかなか思惑通りに運べないのが難点だ。7戦していまだ勝利に手が届かないでいるダイユウファルクスだが、セレクトゴールドでは2戦ともに2着と存在感を示している。末脚を磨いてきており、そろそろ突き抜けていいころだが。若駒盃2着のトリマゴクイーンは出遅れて流れに乗り損ねたとはいえ前走が負け過ぎの印象も。勝利の味を知らないが相手なりに動けるのが取りえ。まだ見限るのは早計だろう。他では初めての1500m、砂を被る形でも4角手前で伸びかかる場面があったコチョウ。体調面での上積みは薄いかもしれないが、キャリアの浅い馬だけに伸びしろ面で他馬を凌駕する可能性はある。

◎(9)エムエスドン…5戦3勝で、新馬戦、認定戦と既に2つの高賞金レースをモノにしている。若駒盃では強い勝ち馬を追い掛けて直線で失速。3着と次位を逃したが鞍上の意のまま自在に動けるレースぶりからここなら力上位。主役の座は譲れない。

○(10)ダイユウファルクス…テンに行けないのはご愛嬌で、最後の直線では的確な末脚を繰り出す。距離が延びて台頭してきた馬で、徐々に置かれず追走できるようになってきた。もう少し瞬発力が出ればいいが、先行激化で前が止まれば一網打尽に。

▲(8)ターミバレンシア…認定戦ではなかなか理想の逃げが打てずに3、3着と1番人気の期待を裏切る形になっている。ただ、状態面に陰りはないし、しまいの甘さも徐々に改善の方向へ。隊列がすんなり決まればもうひと踏ん張りが利いてもいい。

△(5)トリマゴクイーン…デビューから4走連続で2着も前走ではまさかの5着に敗退。出遅れて流れに乗り損ねたのが要因だが、多少負け過ぎの嫌いはある。ただ、それまでの戦歴からして前走だけで見限るわけにはいかない。巻き返しを期待したい。

×(12)コチョウ…キャリア1戦のみで臨んだ認定戦(第2戦)は4着。初めての1500m、砂を被る形にも難なく対応して4角手前で伸びかかる場面があったのは評価できる。多少激戦の疲れは気になるところだが、前走以上があっても何ら驚けない。

×(4)フラワーニシキ…認定戦(第2戦)で初勝利を飾ったが、1開催あけて馬が良くなっていたためだろう。加えて言えば、外枠ですんなり流れに乗れたのも大きかったか。続けて使ってどうか、内めの枠で後手に回ってどうか、一抹の不安がある。

 

おすすめ買い目

馬単 9→10 10→9 9→8 8→9 9→5 5→9 9→12 9→4

 

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