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2022年8月25日   第22回 サマーチャンピオンJpnIII オープンサラ系3歳以上 ハンデ (佐賀競馬)  

佐賀競馬   第10レース   3歳馬コンバスチョンが重賞初制覇へ
ケイバブック 對馬大樹

11-4_saga.jpg【中央所属馬の評価】

(3)コンバスチョンはドバイ帰り緒戦のユニコーンSで国内戦で初めて連対を外したが、勝ち馬から0秒5差なら悲観する内容ではない。現3歳の中ではトップレベルのダート巧者。古馬と初対戦でも53キロなら互角以上にやれると判断。1400への適性も高く、川田騎手とのタッグで初タイトルを狙う。

(2)サクセスエナジーは今年4戦して13、4、5、7着。8歳になって昨年までの勢いは薄れてきた感じがしないでもないが、昨年は59キロを背負ってこのレースで2着。佐賀コースを経験しているのは強みになるはず。今年も59キロが鍵になるが、相手関係を考えれば上位争いに持ち込んでいい。

(12)シャマルは4歳馬でまだ9戦のキャリアだが、重賞勝ちを含む5勝をマーク。東京スプリントでは強敵リュウノユキナに競り勝って重賞初制覇。さきたま杯は相手の渋太さが一枚上だったが、タイム差なしの3着なら勝ちに等しい内容。57キロも不安はないし、目下の充実ぶりなら今回も好勝負必至。

(6)ラウダシオンは2020年のNHKマイルカップを優勝したGIホースで、昨年の京王杯スプリングカップ(GII)も勝っているように実績はここでも上位の存在。海外帰りの前走で大きく崩れなかったところは同馬の地力の高さだろう。58キロも経験済みだし、初ダートでも得意の1400ならV圏内。

(4)レディバグは前走のスパーキングレディーカップで今年のかしわ記念(JpnI)を優勝したショウナンナデシコと首差の接戦。あと一歩のところで金星は逃したが、強敵相手に互角に渡り合えたのは大きな収穫。牡馬相手でもこの相手なら力量差はないし、ベストの距離で54キロなら勝機も十分。

【他地区所属馬の評価】

(1)グレートコマンダーはダートグレード競走で大敗続き。遠征の疲れはないが、ここでの力不足は否めない。

(9)ユアマイラブはマーキュリーカップ、クラスターカップでしんがり負け。この相手に勝ち負けまでは疑問。

(11)コウエイアンカは地元のA1特別を勝って勢いはあるが、中央3勝クラスで勝ててないだけに今回は厳しい。

【佐賀所属馬の評価】

(5)リュウノシンゲンは地元戦で3連勝中だが、今回はJRAのオープンが相手。時計勝負では分が悪そう。

(7)ナンヨーアミーコは初ダートの前走が完敗。JRAでは芝の短距離が主戦場。この条件では強気になれない。

(8)スーパースナッズは直近2走が完敗。それ以上に相手が揃った今回は苦戦は免れないところ。

(10)キタカラキタムスメは近走の内容は悪くないが、今回は相手が強過ぎる。52キロでも追走で精一杯か。

【解説者の予想】

 地方勢の層が薄く、今年もJRA勢が上位独占の雰囲気。その中で本命にあげたのが、3歳馬の(3)コンバスチョン。まだ重賞勝ちはないものの、昨年の兵庫JG、全日本2歳優駿で連続2着の実績はここでも威張れるもの。鞍上も3走前に手綱を取って勝利を挙げている川田騎手。サマーチャンピオンは過去に3度優勝と相性も抜群だし、斤量さを生かして重賞初制覇を狙う。(12)シャマルはまだ9戦のキャリアだが、ここまで5勝の活躍。重賞初挑戦の東京スプリントでの強さも光ったし、この組み合わせなら2度目のタイトル獲得も十分。(4)レディバグも強敵相手に肉薄した前走の内容は高く評価できる。54キロなら牡馬相手でもチャンスあり。59キロが鍵も実績上位の(2)サクセスエナジー、初ダートだが芝でGIを勝っている(6)ラウダシオンも軽視禁物。

◎(3)コンバスチョン
○(12)シャマル
▲(4)レディバグ
△(2)サクセスエナジー
△(6)ラウダシオン

 

おすすめ買い目

馬単 3→12 12→3 3→4 4→3 3→2 2→3 3→6 6→3

 

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