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　前走で勝った好調馬が４頭いるが、その中でも持ったまま後続に７馬身差をつけた内容が圧巻だったのがエスポワールミノル。534キロの雄大な馬体から繰り出されるスピードは迫力満点でまだまだ奥がありそう。これを負かすなら３連勝中のアリオンダンス。一昨年まで笠松に在籍していた時には重賞で好勝負していた実力馬が軌道に乗ってきたとなれば、相手強化のここでも連勝を伸ばす可能性は十分。転入２走目の前走で定石通りに変わり身を見せて中団から差し切り勝ちを収めたフォートレスヒル。上り38秒１の切れ味は文句なしでこの相手に入ってもヒケは取らない。前走勝ちのヒシハムザリバーとグレイトデピュティ、久しぶりに地元の適鞍に戻って変化がありそうなナラも上位争い可能な地力は秘めている。

◎(９)エスポワールミノル　兵庫のＣ級で手堅く走っていた馬だが、転入初戦では持ったまま好時計をマークして７馬身差の圧勝。当地のＢ級なら十分に通用するところは見せたし、特に反動も見られないだけに特別でも楽しみ。

○(７)アリオンダンス　以前、笠松に在籍していた時には重賞でも好勝負していた馬だけに近況の活躍は当然といえば当然。無理使いされていないローテにも好感が持てる。あっさり４連勝を飾っても不思議はない。

▲(２)フォートレスヒル　転入２走目となった前走が４番手追走から直線一気に伸びての差し切り勝ち。これで軌道に乗ってくる可能性はあり、相手強化のここでも勝ち負けに持ち込めていい。

△(６)ヒシハムザリバー　一戦ごとに着順を上げて、前走では３馬身差の快勝。相手が強くなってきたが、堅実に自分の末脚は発揮できるタイプだけに、ほんの少し展開が向けばチャンスはある。

×(４)ナラ　ここ３走は金沢→金沢→盛岡と短期間に遠征しているが、元々がタフで鳴らす馬。直前の気配はまずまずだし、過去にもこんなローテで地元の適鞍を快勝してきた実力馬。今回も目が離せない。

×(３)グレイトデピュティ　８歳の夏を迎えたが前走の勝ちっぷりをみても、まだまだ元気一杯だ。大きな上積みは見込めなくても好位でうまく流れに乗れれば互角にやれる地力はある。