Odds Park 競馬

　今日のメインは笠松のお盆の風物詩、ＳＰI・第51回くろゆり賞。今年は大井・金沢・兵庫から合計４頭の遠征勢が参戦。先月に行われたＳＰII・サマーカップで遠征勢が１～３着を独占した点を踏まえるとここも遠征馬中心の馬券作戦が正解かも。そこで馬券の軸には大井メイショウワザシを指名。中央でオープン勝ちのある実力馬であり、前走も金沢スプリントカップ３着と７歳の夏を迎えても極端な衰えはない。１ハロンでも距離が延びるのも好材料でチャンス十分とみる。ナムラゴローは転入初戦の前走こそ１枠から逃げ損ねる格好で中途半端な競馬になってしまったが、馬っぷりや気配は決して悪くない。ハナを切れれば（４１０１）と走りは各段にアップするだけに、すんなり先手が奪えれば一変の目もあろう。金沢スプリントカップでメイショウワザシから０秒１差の４着に健闘した金沢ブラックアピスも地力は互角だし、４歳という若さも魅力だ。さらに笠松で（２１５０）の安定感を誇る名古屋のミラクルシップも得意のコースで大駆けが期待される１頭。地元勢では自在な競馬で大崩れが少ないインシュラー、型にハマれば鋭い末脚を使ってくるニホンピロヘンソンに注目。

◎(７)メイショウワザシ　中央では中距離路線で逃げて活躍。レースぶりのわりにテンに速い印象はないが、前走では中団からしぶとく伸びて３着と底力のあるところをみせた。メンバー的には地力上位と言っていい１頭だ。

○(６)ナムラゴロー　前走は逃げられず中途半端になってしまったが、中央での実績からも逃げれば一変があり得る。今回はブリンカーを装着予定との談話もあり、その効果にも期待したい。

▲(４)ブラックアピス　金沢ではどんな展開にも自在に応戦して常に上位争いに絡んでくる堅実派。メイショウワザシと接戦した前走内容からも、全国交流のここに入っても好勝負できるはず。

△(３)ミラクルシップ　笠松では（２１５０）と全て馬券圏内に絡んでいる。ここ２走、地元の重賞では掲示板前後が一杯だが、得意コースでもうひと押しを期待。

×(５)ニホンピロヘンソン　１４００ｍがベストかもしれないが、１６００ｍも（２３２１）と守備範囲。うまくタメが効けば豪快な決め手を駆使するだけに怖い。

×(１)インシュラー　先行力としぶとい末脚を兼備した大崩れの少ないタイプ。２走前の飛山濃水杯で２着と交流戦で通用する力がある点も証明済みだ。