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2022年8月 3日 太刀魚(たちうお)特別A3サラ系一般 定量 (名古屋競馬) ツイート
名古屋競馬 第11レース 先手必勝だ アークダイヤ
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 尾原友和"
各馬一長一短があって難解だが、前回4組で最先着を果たしたパラダイスアレイ、直近2走の同鞍で2、3着のマイネルヘルツアス、5組でタイム差なしの2着のコトブキハウンドあたりが上位人気に推されそう。ただし、パラダイスアレイはまだ得意の戦法が定まらないし、マイネルヘルツアスは2開催使えなかった経緯がある。コトブキハウンドは1500mの差しが理想のタイプ。他馬にも付け入るスキは十分ある。そこで狙ってみたいのがアークダイヤ。復帰後はウインレゴリスやゴールドリングの韋駄天がいたし、前走は昇り馬モズザベストにハナを叩かれて持ち味を出せなかった。ここも先行馬は多数いるが、ハナにこだわる馬は見当たらない。1700mの大外枠は一見すると不利な気もするが、一目散に切れ込めば他馬がサッと控える利点もあるか。逃げれば(8100)と粘り強さを発揮するタイプ。人気が集中することはなさそうだし、穴っぽい狙いで楽しめるのでは。馬券の肝としては差し一手のコトブキハウンドを押さえに回すこと。2走前のことがあるので軽視はできぬが、1700mで外を回って追い上げる形では不発の可能性は少なくないはず。これに代わって転入初戦で予想以上の走りを見せたシンフジを取り上げたい。行った行ったになれば高配含みだ。
◎(12)アークダイヤ…今年2月に同鞍勝ち。復帰後4走で掲示板すらないが、出来は決して悪く映らず、いつ走ってもおかしくない。そんな状況下で他に徹底先行型が不在の組み合わせ。逃げれば(8100)の戦績で4角まで先頭を守れば粘闘するか。
○(4)マイネルヘルツアス…ここ2走は2、3着で、着差もわずかに0秒3差以内と当地初Vが目前に迫った。ただ、この中間は一頓挫あって出走を控えた経緯がある。一応の態勢は整っているが、若干の割り引きは必要だろう。それでも連なら有力だ。
▲(3)パラダイスアレイ…A級昇格後も逃げて1着、差して3着と中身の濃い内容を連発。前回4組の最先着で、ここも有力馬の1頭だろう。ただし、一戦ごとに馬具の変更を加えるなど、集中力を保つことに苦心の様子。まだ全幅の信頼は置きづらい。
△(9)シンフジ…金沢の戦績から半信半疑だったが、ハイラップを積極的に追い掛けて見せ場十分。クラスのメドは立った。あらゆる面で2走目の上積みが見込めるが、レースぶりから1500mの方が良さそうな印象も。ペース次第で粘り込んでいいが。
×(11)コトブキハウンド…暑さにもめげず、6月以降は3、4、3、2着と的確な末脚を駆使。2走前に同舞台で3着があるが、旧コースでは1600mよりも1400mに良績があった馬だ。前回からのプラスアルファという点では他馬に見劣るかも。
×(8)スターインパクト…本当に良かったころからすると一歩譲る印象だが、なおも好調子はキープできている。ただ。前述のコトブキハウンドと同様、1500mの方がパフォーマンスがいいのは確か。頭まではどうかも連下には用意しておきたい1頭だ。
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