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　今日のメイン、岐阜金賞は東海公営の菊花賞に位置づけられる一戦。今年はどんな戦いになるか楽しみだが、ここは駿蹄賞、東海ダービー勝ちに敬意を表してタニノタビトを中心視。笠松では昨年暮れのライデンリーダー記念で５着があるだけだが、これは本格化する前のもので参考外。２月以降の４連勝の強さを見る限り、笠松でも問題なく抜け出してくるとみた。両レースで２着だったイイネイイネイイネも逆転含みの有力候補だ。７月31日に金沢ＭＲＯ金賞を勝っているが、その後もしっかり乗り込まれており暑い中での遠征後でも疲れはなさそう。地の利を考えると岐阜金賞はこちらが勝っても不思議はない。鼻出血の影響で順調に使えない時期もあったコンビーノだが、ここ２走は文句なしの強さで連勝。自身の力さえ発揮できば前述２頭とも互角にやれそう。その他にも転入後は５戦２勝、２着３回と底を見せていないシャドウヴェール、先月にトライアルを制し重賞戦線へ名乗りを上げた昇り馬アイファーエポックと素質馬は多く波乱の可能性もある。

◎(８)タニノタビト　２月に２勝目を挙げてからは破竹の４連勝で駿蹄賞、東海ダービーを制し東海公営２冠を達成。先週、今週と併せ馬でいい動きを披露しており、ここへ向けて調整過程も上々。東海公営３冠に向けて待ったなしだ。

○(10)イイネイイネイイネ　春の重賞戦線ではタニノタビトに勝てなかったが、東海ダービーでは鼻差まで追い詰めており、その実力差はほとんどない。７月31日に金沢ＭＲＯ金賞を勝った後も乗り込みは順調。地の利を生かして春の雪辱を狙う。

▲(11)コンビーノ　名古屋デビューの生え抜き。新馬勝ち後は４月まで未勝利と伸びあぐねていたが、ここへきて５連勝と充実一途。古馬相手にも好勝負できている実績からみて、春の重賞上位馬相手でも勝ち負けになっていい。

△(１)シャドウヴェール　中央では芝で３走して９着が最高だったが、ダートが合ったのか転入後は２勝、２着３回と安定。先行、差しとどんな競馬になっても崩れておらず、相手は強くなってきたが手堅くまとめてくれそう。

×(２)アイファーエポック　２走前に1900ｍの３歳特別、そして前走は1800ｍのトライアルと中距離で連勝。これまでとは相手が違うが長くいい脚を使えるタイプ。先手先手の攻めができれば春の実績組にひと泡吹かせるシーンがあるかも。