Odds Park 競馬

　笠松に夏の訪れを告げるサマーカップ。第44回を迎える今年は金沢から３走前にスプリングカップを勝ったファストフラッシュと前走で日本海スプリント２着のネオアマゾネス。兵庫からは２走前に東海桜花賞２着のサンロアノーク、近況堅実なペリステライトと強豪が参戦。特にサンロアノークは前走で中央交流重賞のかきつばた記念で０秒８差の５着と見せ場たっぷり。このメンバーなら力上位と言える存在だ。笠松勢では短距離重賞路線でコンスタントな成績を残し、追い切りの動きが抜群だったニホンピロヘンソン、前走でこの馬に先着したインシュラーあたりが有力。地の利を生かして強力遠征勢にひと泡吹かせてほしいところだ。

◎(８)サンロアノーク　中央では未勝利だったが、南関東に転じてからはオープンで好勝負するまでに出世。２走前に東海桜花賞２着、前走で中央交流のかきつばた記念５着など、その実力をいかんなく発揮。ひと息入っているが、地力を素直に信頼。

○(12)ファストフラッシュ　前走は2100ｍの百万石賞で２着など最近は中、長距離での活躍が目立つが、昨年の当地1400ｍ重賞の白銀争覇２着と距離の融通はきくタイプ。笠松に在籍していたこともあり、コースに不安がないのは有利な材料。

▲(７)ニホンピロヘンソン　今年の白銀争覇を勝った実力馬。展開次第の面はあるものの、うまくタメが効いた時の末脚の破壊力は抜群でこのメンバーに入っても何らヒケは取らない。

△(２)ネオアマゾネス　前走の日本海スプリントでは出遅れから差し遅れの２着だったが、その末脚は目を見張るものがあった。実績的にみても1400ｍはベストだけに、チャンスは十分にありそう。

×(１)ペリステライト　近況、重賞での好走歴はないもののＡ級上位で善戦を繰り返すなど、極端な衰えはない様子。2019年には笠松のくろゆり賞で３着とコース実績もあり軽視は禁物だ。

×(９)インシュラー　８歳の夏を迎えたが、まだまだ成長中かと思わせるほどここへきて地力をつけている。どんな展開にも対応できる自在性があり大崩れの心配は少ないタイプ。相手は強いが馬券圏内には押さえたい。