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2022年6月24日 半夏生『明石だこ』特別 (園田競馬) ツイート
園田競馬 第11レース コスモピオニール輝き取り戻す
"ケイバブック 中司 匡洋"
今回は先行馬が多く、淀みない展開が予想される。本命コスモピオニールは根本後半勝負型であり、近走のような少頭数立てスロー競馬では立ち回り自体も難しくなってしまう。流れる競馬が期待できそうな今回の舞台であれば惜敗続きにも終止符が打てそうだ。同じようなタイプでは対抗ドリュウ。転入初戦の前走はスローの展開に道中モタつく感じになっていたが、最後の直線は勢いよく上がってきていた。JRA在籍時から続く発馬の甘さがネックだが、位置取り次第ではまとめて差し切るところまで行けそう。休養明けから叩きつつ調子を上げてきたペリステライトは道悪馬場でこそのタイプ。当日雨の予報もあるだけに要注意。前走出遅れてリズムを崩してしまっていたアカリンと連勝で勢いに乗るタガノグランサムは前半のペース次第で。上りの掛かる展開が向きそうなセレノグラフィーも穴で。
◎(3)コスモピオニール…あと一歩が詰め切れない競馬が続いてしまっているが、近走は少頭数の超スローペースで持ち前の末脚が生かせない展開でもあった。今回はフルゲート立てに加え、先行馬もそれなりに揃っており、近走のような不向きな展開は考えづらい。久々のゴール前浮上が見られそうだ。
〇(4)ドリュウ…転入初戦の前走はスタート立ち遅れ、さらに仕掛けてから加速し始めた直線でも前が塞がり外へ切り替えるロス。そんなチグハグな競馬になりながらも勝ち馬とは小差の内容だった。流れる展開が見込める今回なら道中立ち回りも楽になりそうだし、あとはスタートさえまともなら。
▲(6)ペリステライト…前走は好位外めを終始回る形だったが、それでも最後までしぶとく伸びてゴール前は大接戦の2着。元来、良馬場よりも雨を含んだ脚抜きの良い馬場を得意としており、その点では今の梅雨時季もピッタリ。レースまでに恵みの雨があれば尚良し。
△(1)アカリン…前走はスタート出遅れ、さらにその点をカバーしようとペースアップ前から位置取りを上げていく形に。そこで脚を使った分、後半も粘りを欠く結果に。発馬五分に決めて得意の先行競馬に持ち込めさえすれば上位食い込みも十分ありそう。
△(11)タガノグランサム…前走は逃げていた馬の遊ぶ面に助けられた感もあったが、とはいえ苦手なスローの上がり勝負で差し切った内容は十分評価に値するモノ。現在連勝中の勢いはここでも侮れない。
△(5)セレノグラフィー…転入後2戦はともに同じような上り時計であり、スローの上がり競馬でキレ負けしたようなレース振りだった。淀みないペースなら変わり身も。
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