Odds Park 競馬

　ともに転入初戦で好走したメイプルシスターとクレールアドレの首位争いを期待。時計的には前者が１分32秒１、後者が１分32秒０とほぼ互角で甲乙つけがたいが、しっかりと勝ち切った点を評価してクレールアドレを◎とする。メイプルシスターも器用な立ち回りができるタイプだし、転入２走目の上積みが見込めるとなれば、ここも大崩れはなさそう。素質的にはこれらとも劣らないのがフレンドショコラ。今回は取り消し明けのぶん３番手評価としたが、小柄な牝馬で仕上がりは早そうなだけに初戦から好走しても不思議はない。カントリードーロは実績上位で前述馬をまとめて負かす地力は持っているはず。ここ２走がひと息だが、中間は猛稽古を消化し、ここへ向けて体調は上向きだ。１月以来となるヒカルノビビッドも潜在能力は高く、軽視できない存在だ。

◎(３)クレールアドレ　転入初戦ではややスタートはモタついたが、二の脚が速い上、直線を向いてから後続を突き放す強い競馬。単調な逃げ馬とは思えず、逃げ馬にとって厳しい今の馬場でも柔軟に対応できるとみた。

○(２)メイプルシスター　「操縦性のいい馬」との声が陣営から聞かれる通り、転入初戦ではサッと３番手につけて、直線でグイとひと伸び。惜しくもアタマ差及ばなかったが、能力の高さは印象づけた。転入２走目の上積みも見込めるだけに楽しみ。

▲(５)フレンドショコラ　取り消し明けになるが、直前の気配を見る限り、その影響はなさそう。転入初戦で中央交流戦を勝った潜在能力からも、いきなりここで好走しても驚けない。

△(６)カントリードーロ　昨年暮れにはジュニアキング５着など、重賞でも大差ない競馬ができていた素質馬。近況ひと息だが、この中間は強めの調教を施され動きは上々。そろそろ変わり身があるかも。

×(７)ヒカルノビビッド　１月以来になるが、まずまず乗り込まれ動ける態勢にはなっている。２歳時、門別からの戦歴からすれば素質も互角以上なだけに、初戦からマークが必要だ。