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2022年2月14日   余寒(よかん)特別A5サラ系一般 定量 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第10レース   昇級の壁なし ノーティーガール
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 尾原友和"

7-1_nagoya.jpg 既存勢力を取るのか、新興勢力を取るのか悩むところだが、転入後7戦5勝でA級に上がってきたノーティーガールの勢いを支持したい。当初は逃げて強さを発揮するタイプとの見立てだったが、ここ2走は好位でためを利かせてズバッとひと差しで決める好内容。攻め手を増してクラスの壁も難なく突破するとみた。既存勢力では得意の1400mで粘り強化が見込めるマルグレーテ。テンの速さは名古屋でも屈指の存在だけに、道中のペース如何では押し切りまで描ける。これらに割って入る、あるいはまとめて面倒を見るとすれば転入新馬2頭、ヒロシゲウェーブピチカートポルカだろう。前者は兵庫C1でハナを切っていたスピードが魅力で地区レベルを考慮すれば互角以上。後者は同じ兵庫でB2勝ちの格上だが中距離が主戦場の点を割り引いても好勝負可能か。伏兵陣も多士済済で、勝つとは言わないまでも馬券圏内は十分。3連単は少し手を広げてみても面白いかも。

◎(7)ノーティーガール…崩れたのは出遅れてスローに泣いた3走前だけ。ここ2走は快調に飛ばす逃げ馬をしっかり捕まえてひと皮むけたかという内容。1分29秒台の持ち時計があって速さ負けの心配もない。伸び盛りの4歳馬で追い掛ける手だ。

○(6)マルグレーテ…A級に上がってからもハナを譲っていない快足。鞍上のスタートの巧さも加味すれば、ここも当然逃げの一手だろう。転入新馬の存在は少し気掛かりな面もあるが、全6勝のうち5勝を挙げる1400mなら際どく粘っていい。

▲(1)ヒロシゲウェーブ…今津博厩舎らしく攻め量は実に豊富。最終追い切りでは併走先着するなどここへ向けての仕上がりは良好だ。兵庫C1で常に先行していた戦績からするとスピードはかなりのもの。好枠を利して行き切ってしまえば大駆けも。

△(2)ピチカートポルカ…中央未勝利では常に好勝負を演じて、兵庫へ転じてB2を勝つまで地力を蓄えた。中央1勝クラスでは入着手前までだが随所に見せ場あり。年明けを1走しての転入とあって仕上げも順調だ。1400mの流れに戸惑わなければ。

×(4)スプリングメドウ…格付け後はA級とあってやや苦戦が続いているが、3歳重賞の湾岸スターカップ勝ちのある俊英だ。徐々にクラス慣れしてきたようだし、流れがうまくかみ合えばそろそろ3着ぐらいあっていい。

×(3)マイネルハレオ…B級では一発屋のイメージだったが、A級に上がってからは全て掲示板を確保。馬券絡みは2走前の3着があるだけだが、状態は高値で安定しているし、上位勢がモタつけば間隙を突くだけの脚はある。

おすすめ買い目

馬単 7→6 6→7 7→1 1→7 7→2 2→7 7→4 7→3

 

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