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　ウインユニファイドは明けて１０歳となるが、馬体は実に若々しく肌つやも良好。昨年３月以来の実戦でも、転入後の乗り込みは実に入念で直前の動きも迫力満点。これに中央交流重賞で２度の５着がある実績を加味すればいきなりから期待できそう。これに待ったをかけるなら、兵庫からの遠征馬シェダルとテーオーエナジーか。特に前者は転入後２戦の内容が強いのひと言。テンに行けないようだが、その決め脚は魅力的に映る。逆に後者は安定した先行力があり、前が強い名古屋の馬場を味方にできれば。これらに続くのはナムラマホーホで、好枠を味方にできれば馬券圏内へ突入。復活の勝利を挙げた昨年の東海ダービー馬・トミケンシャイリは再びハナを叩けばだが、相手強化で力関係の問題が出てきそう。

◎(７)ウインユニファイド…中央６勝馬で中央交流重賞でも２度の掲示板の実績がある。転入初戦でも名古屋の馬場経験があり、仕上がりも順調と聞く。転入初戦から好勝負に持ち込めていいだろう。

○(９)シェダル…中央のオープンで通用しなかったが、兵庫に転じて２戦２勝。そのいずれもが圧勝と地方馬場への適性を示した。先行有利の名古屋の馬場は微妙でも、勢いを支持して。

▲(４)テーオーエナジー…前走で⑨の後塵を拝したが、３歳時には中央交流重賞・兵庫チャンピオンシップを制した実績馬。この枠順であれば先手も可能で、自身のラップに持ち込むことができれば。

△(２)ナムラマホーホ…距離、展開不問の堅実派。これまで以上に相手はそろったが、鞍上は名古屋が誇る名手・岡部誠騎手。自在にさばいて上位へ肉薄できても。

×(12)トミケンシャイリ…昨年の名古屋３歳３冠馬。しばらく不振をかこっていたが、久々に先手を奪った前走で復活の勝利。この相手でも行き切れれば。