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　注目は３連勝で重賞に挑戦してきたタイムウィスパー。前走は中央未勝利交流戦とはいえ、中央馬らを一瞬にして置き去りにした末脚に目を見張るものがあった。中間の様子から出来に不足はなく、距離延長も問題ないはずだ。期待感は持っていい。アップテンペストは勝ち切れなくても重賞で連続２着。多少、距離延長に不安感はあるが、好調さを支持して。ヒメコマチとホランはここを目標にして調整を進めてきた。ともに最終追い切りの動きもよく、これらは距離を味方にできれば。前走が案外だったドミニクは重賞勝ちのある馬場で、ゴールドスノーは折り合って行くことができれば。

◎(９)タイムウィスパー…一戦ごとにレース内容が良化し、攻めの動きもグングンと良くなっている。走りっぷりから距離延長も問題なさそうで、今の充実ぶりなら相手強化の不安より楽しみの方が勝るというもの。４連勝で重賞制覇も。

○(７)アップテンペスト…笠松、名古屋と初馬場でも大崩れなくまとめている点は評価していいし、この中間の動きから引き続き体調面は良さそう。すんなり行けそうな構成でもあり、立ち回りひとつで勝利に手が届いていい。

▲(４)ヒメコマチ…まだ良化の余地を残す馬体だが、ひと息入れたことで前走以上の感触があり、スッと好位に付ける競馬センスを持ち合わせる馬。⑨と同様に相手強化になるが、相手なりにやれていいとみる。

△(２)ホラン…牝馬ながら４８０キロを超える見栄えのいい馬体で、まだまだ伸びしろを感じさせてくれる馬。現状、ここに入ると力量的な問題がありそうだが、岡部騎手が引き続き乗ってくれるなら。

×(１)ドミニク…２走前のゴールドウィング賞は鞍上の好プレーが光った一戦も、前走のライデンリーダー記念の内容がイマイチ。ここを目標にして仕上げに抜かりはないようだが、半信半疑の面は否めない。

×(３)ゴールドスノー…これまでの結果から実力面で引け目はないが、まだ馬体が寂しいし、折り合い面の課題も抱える。先々はともかく、今の段階で勝ち負けまではどうだろう。距離延長の今回は押さえまで。