Odds Park 競馬

　９月にデビューし、４戦目で名古屋のゴールドウィング賞を制したドミニク。なかなかの素質を秘めていそうだ。この距離、この相手でも何とかできていい。ただし、ラブミーチャン記念を制した金沢エムティアンジェ、転入初戦を小楽に勝ったアマクミナイデヨはかなりの難敵。ミトノオオイは引き続き岡部騎手、シャローナは金沢から吉原寛人騎手を迎えて巻き返しに燃えている。

◎(４)ドミニク…テンに行けるタイプではないので距離はあったほうがいいが、１４００ｍがダメなわけではない。２走前からの上積みならこちら。差は詰まるどころか、逆転があっても!?　「調教の動きからも体調のよさは感じている。差しタイプなので展開が鍵になるが、うまく末脚を引き出せれば。目標にしてきたレースだけに頑張ってほしいね」。

○(５)エムティアンジェ…ラブミーチャン記念の覇者。地元とはいえ次走も勝っているからフロックではない。実は２走前より楽かも!?　「21日の追い切りは動きましたね。しっかり負荷をかけ仕上がっているので、25日は調整程度。笠松遠征も２度目ですし、今度は一緒に行く馬もいるので心配は少ないでしょう。あとは雪の影響とスタートがどうかだけ。１４００ｍになってもある程度前に行けるはずなので頑張ってほしいです」。

▲(９)アマクミナイデヨ…重賞下とはいえ初戦の楽勝はこの馬の経歴からすれば当然。その勝利からして初コースや輸送も気にならない。「ここに入っても力は上位のものがあると思う。道営時には差す競馬でも格好つけているし、馬場の傾向などを踏まえ柔軟に対応したい。４５０キロ台で臨めれば」。

△(11)ミトノオオイ…当初、今年の２歳戦線はこの馬が引っ張るかとも思えたが、距離と展開に課題ありか。１４００ｍで行き切れれば？　「ここを目標に順調な仕上がりを見せています。適性からも距離短縮はプラスですし、自身の力を発揮してもらいたいですね」。

×(３)シャローナ…結果、控える競馬になっているが、ズコンとは来ない。そういうタイプなんだろう。現状、理想は前で踏ん張る形か。「後手を踏んだ前走もそれなりにまとめたが、速い脚がない。このメンバーで先手は難しいし、前々の競馬でどこまでやれるか」。