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2021年12月29日   岐阜新聞・岐阜放送杯3歳 オープンサラ系3歳 別定 (笠松競馬)  

笠松競馬   第11レース   勢い重視 ラブアンバジョ
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

6-2_kasamatu.jpg 例年10月から3歳馬は一般戦に格付けされているが、この年末は季節外れの3歳馬の一戦が催された。オープンということで本来ならA級格付けという馬もいる。ビルボードクィーンは中央、金沢、兵庫、岩手、金沢と渡り歩いて、中央1勝、石川ダービー2着などの実績がある格上。このメンバーならあっさり勝っても全く不思議はないが、まあ転入初戦である。ここは4連勝中のラブアンバジョから入るのが無難だろう。距離は未知でも、ほかの馬には負けないのでは。モズアーマーが走らなくても、メモラーブルは何となく走ってくれそうなので、ここまでで済みそう? 以下を買うなら五分がいい。

◎(1)ラブアンバジョ…再開後にデビューして(4010)。3着は初戦の800m戦で、ある意味底を見せていない。楽しみは持っていい。「まだ万全の状態で使ったことのない馬だが、前走も危なげない内容だったし、もう一段ギアがありそう。距離が延びるのもいいし、やれるんじゃないかな」。

○(7)ビルボードクィーン…金沢の石川ダービー2着馬。各地を渡り歩いてきただけに、初馬場は気にしないはず。この相手なら。「転厩戦だけに手探りだが、稽古はしっかり動けている。長い距離も歓迎だし、どんな競馬でもできるのがこの馬の強み。初戦から好勝負を見込んでいるんだ」。

▲(8)モズアーマー…能力は秘めているが、制御できないこともしばしば。距離は微妙だが、うまくなだめて行って力を発揮できれば、この相手でも。「スピードの違いで圧倒しているが、ハミを噛みすぎてまともに競馬ができない。このメンバーで距離に対応できるかどうかだね」。

△(2)メモラーブル…中央時、芝とはいえ長い距離を使われていた。発馬の怪しさはついて回るが、経験を生かせる距離でいま少し。「後手を踏んだ初戦もいい脚が使えていたし、ダートもこなしてくれそう。距離も歓迎だし、ひと叩きの効果を期待したい」。

おすすめ買い目

馬単 1→7 7→1 1→8 1→2

 

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