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　東海菊花賞で見せ場を作ったカミルレ。夏場は思ったように走れなかったが、気温の低下とともに切れ味が戻ってきた。まだカイバの食いなんかは細いようだが、それでも。無難な狙いなら山田祥雄騎手が選んだミラクルシップだろう。距離もいいので。３番手をドリームスイーブルにすると後ろからの馬ばかりになってしまう。最近の馬場傾向からいかがなものかと思われるなら、コーカス、ナムラヘラクレスあたりをうまく絡めて。

◎(５)カミルレ…秋桜賞９着は出来の問題。夏負けが癒えれば牡馬混合の全国交流でも見せ場が作れる切れ者だ。地元馬同士ならさらに。「寒くなって馬力は上がってきたけど、カイバの食いが細いんだ。その点が心配だね」。

○(６)ミラクルシップ…堅実とはいえ勝ち味薄がここにきて連勝とは好感しかない。距離は相対的に有利なはずだし、この相手なら。「今回を目標に本数をこなしてきました。順調ですし、主戦もこちらを選んでくれましたからね。やや太い感じもしますが、勝ち負けの期待をしています」。

▲(４)ドリームスイーブル…前走は仕方ないにしても２走前がいただけない。３走前は４頭立てということか。とはいえ１組勝ちのある馬。この距離、この頭数なら？　「徐々に体調を上げているようです。距離も向くタイプなので、前進を期待しています」。

△(１)コーカス…名港盃は大差、前走は５頭立てで評価しづらいが、３着には来ている。使いつつとダート慣れで上積みを見込みたい。「併せ馬では軽く相手を突き放しましたし、動きも良かったです。まだ完調一歩手前ではありますが叩いた効果はうかがえますし、いい勝負ができそうですよ」。

×(７)ナムラヘラクレス…実績的に負けすぎの気がしないでもないが、まあ交流重賞。距離自体は問題ないはずだし、このメンバーなら。「３頭出しだが、やはり実績を考えるとこの馬かな。マイペース調整だが順調にきているし、力は出せる状態だよ」。