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2021年10月31日北見記念 (帯広競馬) ツイート

帯広競馬第11レース体調良化したアオノブラックに注目
生駒　有輝夫

　減らしていた馬体が回復し、完全に復調した(５)アオノブラック。増量されるが、息を入れて追走できるここなら対応できる。力量的にも上位の存在。首位期待。前走の勝ちっぷり良かった(２)メジロゴーリキが相手も、障害次第では(３)センゴクエース、(６)アアモンドグンシンにもチャンスがある。スムーズなら(４)キタノユウジロウも圏内可能。

◎(５)アオノブラックは前走先手を奪って積極的な競馬。障害で止まったが、すぐに二の腰を入れてふた腰。決め手の差が出て結果２着も、上々のレースぶり。夏場に体調を崩して大きく減らしていた馬体重も戻り切ったし、デキの方は確実に上昇している。今季最初の重賞ばんえい十勝オッズパーク杯を快勝しているように、力は上位の存在。首位期待。

○(２)メジロゴーリキは前走障害をひと腰でまとめトップ抜けしてそのまま押し切り、昨年度の北見記念以来久々の勝ち星を挙げた。約１カ月ぶりの実戦も、ここを目標に調整されており、仕上がりに不安はない。持久力で勝負したいだけに、ロータリーハロー掛けの影響で少しでも馬場の脚抜きが悪くなるのはプラス材料。力はヒケを取らない。連覇も十分。

▲(３)センゴクエースは特別条件で馬場の脚抜きが良くなったとはいえ、前走は久々に課題の障害をひと腰でまとめて直線抜け出しと好内容で完勝。今回は30キロのハンデを課せられて880キロ。昨年度は重賞で結果を出せずひと息のシーズンに終わったが、今季は旭川記念を制し、ばんえいグランプリで２着と本来の姿に戻った。今ならトップハンデも克服可能。

△(６)アアモンドグンシンは特別条件でも、十分に息を入れて追走できたこともあり、前走は前々走で膝を折った障害をひと腰でトップ抜け。切れ味の差で２着に敗れたとはいえ、内容は良かった。今回は重賞で一気に増量されているだけに、障害がポイント。力で見劣ることはないし、障害次第では勝ち負け可能。

△(４)キタノユウジロウは障害に自信を持っている馬だし、荷物が重くなるここでも崩れる心配はない。テンに置かれる面があり、道中で脚を使うだけに、馬場は軽い方がいい。追走で手間取ることなく、スムーズな走りができればチャンスは十分にある。