Odds Park 競馬

　お手馬多数の向山騎手が乗ってきたのはジョイフル。大井Ｂ１でそこそこの競馬をしていたタイセイサクセサーは岡部騎手に騎乗依頼。迷っていた素質馬ヒルノマゼランも追い切りを見て出走に踏み切ってきた。久々で陣営は控えめだが、ウインハイラントは追い切り好感触。これらはあっさり勝っても不思議ないが、全く走らなくても驚けない面々ではある。馬券はパンパスグラスオープンを勝ったニホンピロヘンソンを軸に展開する手か。

◎(２)ニホンピロヘンソン…くろゆり賞２着などこれまでも３着を外さぬ堅実派が、前走で待望のオープン勝利。もう一丁といきたい。「夏負けが取れて一段とパワーアップしている感じ。もう少し距離はあったほうがいいタイプだが、この顔ぶれならチャンスは十分」。

○(１)ジョイフル…中央時、芝１２００ｍでオープン勝ち。気を抜く面があるとのことだが、高知、金沢でも馬券にはなっている。鞍上の選択を信頼すべき!?　「直前まで手堅い成績を残しているし、距離設定もいい。ジョッキーもこの馬を選択したので手応えを感じているのでは」。

▲(９)タイセイサクセサー…道営デビューでＪｐｎ３の北海道２歳優駿では３番人気に推されたほど（７着）。直前大井でもＢ１で善戦していたし、不気味さあり。「ずっと使われていた馬だし、仕上がりは悪くない。距離設定もいいと思うが、ここでの力関係がどうなのか。力試しのレースだね」。

△(７)ヒルノマゼラン…中央時はデビューから１、２、１着でＧ３アーリントンカップ０秒１差６着。最終的には３勝クラスだが、比較的息の長い活躍をしたと言えそうだ。１年半ぶりの実戦だが。「調教の動きを見て出走に踏み切った次第。このひと追いでピリッとすると思うが、ブランク明けだけに大きなことは言えないよ」。

×(８)ウインハイラント…８カ月ぶりだとさすがに楽ではないだろうが、追い切りは動いた。東海ゴールドカップ優勝の実績にすがる手はありかも。「休養明けだが、ここまで順調に乗り込んである程度の態勢には持ってこられた。ただ、１４００ｍは短いし、久々ではあるからね。使いつつ暮れの大一番にピークを持って行ければと考えている」。