おすすめ注目レース

2021年10月22日   兵庫クイーンカップ (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   実力伯仲の大混戦
"ケイバブック 宮垣 優"

8-3_sonoda.jpg 金曜日のメインレースは西日本交流の第18回兵庫クイーンカップ。今年は愛知、高知から1頭、佐賀から3頭の遠征馬を含めたフルゲート12頭が集まった。かなり混戦のメンバー構成で波乱の可能性も十分。本命は(3)カリブメーカー。前走は大きく負けてしまったが、中間の調整は順調で気配は良い。地元戦に戻って巻き返し期待。相手候補は7月のサマークイーン賞で快勝をした愛知の(2)シーアフェアリーと涼しくなって調子が上向いてきた(7)チャービルの2頭。他には終いの脚が魅力の(8)ユウキラフェールや3歳ながら重賞5勝の佐賀の(12)トゥルスウィー、実績上位の(11)ニジイロがその後に続く。

◎ (3)カリブメーカー…まだ重賞勝ちは無いが昨年のこのレースで2着に入っている馬。前走の名古屋遠征では10着と大きく負けてしまった点は気になるが、落ち着いた流れで先行した馬が粘る展開が向かなかった印象。この中間の調整は順調で追い切りの動きも上々。内枠に入ったことで道中はうまく脚を溜めることができそう。主戦の川原騎手は負傷中で乗れないが、リーディングトップの吉村騎手を迎える点も好材料。初めての重賞制覇に期待がかかる。

〇 (2)シーアフェアリー…愛知からの遠征馬。7月のサマークイーン賞では向正面から一気に動いて早め先頭から最後まで渋太く踏ん張って重賞初制覇。その後も愛知と金沢の重賞でも大きく崩れることなく安定したレース振りを見せている。今回もスムーズなレース運びができれば好勝負は必至だろう。

▲ (7)チャービル…一昨年の2019年にのじぎく賞を制している馬。サマークイーン賞では大きく負けていたし、その時に出走していた馬たちが多く出走している今回のメンバー構成では厳しい印象はあるが、その時は夏負けの兆候があり本調子ではなかった印象。ここ最近は涼しくなり状態が上向いている。もともと相手なりで走るタイプの馬なので、上手く立ち回れれば上位争いに加わってもおかしくないだろう。

△ (8)ユウキラフェール…根本的に短い距離の方が良いタイプの馬ではあるが、昨年の園田オータムトロフィーで2着、兵庫クイーンカップで3着に入るなどこの距離でも実績を残している。3走前のサマークイーン賞の内容が今ひとつだったところが気になるが、道中で上手く脚を溜めることができれば自慢の切れる脚を発揮できそうなので注意が必要。

△ (12)トゥルスウィー…佐賀からの遠征馬。九州の3歳3冠を含む重賞5勝。実績面ではこのメンバーでも引けをとらない。前走は古馬のオープンクラスと初めて戦って5着と敗れてしまったが、馬体が増えていたことも案外だった要因だろう。遠征競馬が高知優駿以来なので上手くクリアできるかどうかがポイントになってくるが、うまくクリアして尚且つ馬体が絞れてくれば勝ち負けできそう。

△ (11)ニジイロ…愛知所属時だった今年の1月に兵庫クイーンセレクションを制している。その後も東海クイーンカップも勝ち、重賞2勝とこのメンバーでも実績面は上位。兵庫に転入後はまだ馬券圏内に入れていない状況だし、ここ2走は折り合いを欠いてしまっているレース内容ではあるが、使う毎に調教の気配は良くなってきている。今回の外枠に入ってしまったので道中は気分良く進めるかどうかがカギになってくるが、実力を発揮できればあっさり勝ってもおかしくないだろう。

おすすめ買い目

馬単 3→2 2→3 3→7 3→8 3→12 3→11

 

※投票の際は、締め切り間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

 

地方競馬ならオッズパーク競馬