Odds Park 競馬

【結論】
　ハイレベルの古馬スプリンターが顔を揃えたが、ここは(10)イダペガサスを本命に推す。元中央３勝馬が、６歳になって本格化。好位から渋太く伸びた前走の脚に光るものがあったし、ここは２戦連続重賞制覇に期待。完全復調した昨年の道営スプリントの覇者(３)ジャスパーシャインが強敵だが、(５)アザワクのスピードの絶対値も相当に高い。前走のラップを刻んで逃げられれば今回もＶ争い。昨年の優勝馬(６)メイショウアイアン、持ち時計では見劣らない(９)グレイトダージーも上位圏内。

【詳細解説】
　◎(10)イダペガサスは中央３勝馬で、門別転入後２連勝してマイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)への挑戦は厩舎の期待の表れだろう。重賞初勝利まで時間は要したが、前走のエトワール賞(Ｈ３)Ｖで今後に弾みがつきそう。まだ伸びしろが感じられるし、ここは連続重賞制覇の好機。

　○(３)ジャスパーシャインは昨年の道営スプリント(Ｈ１)の覇者。今季はなかなか調子が上がってこなかったが、前々走の勝利、そして前走のエトワール賞(Ｈ３)２着で完全復調をアピール。終い確実に追い込んでくるし、末脚勝負になれば勝機十分。

　▲(５)アザワクは1000メートルのグランシャリオ門別スプリントで２連覇しながらも、1200メートルは前々走まで未勝利だった。しかし、前走はハイラップを刻む逃げで1200メートル戦初勝利。この勝利は大きな自信に。勝ち時計も優秀で引き続き注目。

　△(６)メイショウアイアンは昨年のこのレースの優勝馬。11歳になった今年も重賞で②④着の活躍は評価していい。年齢的な力の衰えはまったく感じられないし、今のデキなら２連覇も可能。

　△(９)グレイトダージーはＡ１下で２連勝して再び重賞に挑戦してきた。ここ２走の勝ち時計はいずれも１分11秒台。重賞でも通用する時計だし、この勢いは見逃せない。