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テンマダイウェーヴは2019年に園田ATを制してから長らく低迷が続いたが、６月に戦線復帰後５戦３勝とようやく本来の走りを取り戻した。昇級戦にはなるが、目立った強敵馬不在で、ここも速攻一気。ソロムコは前走序盤から２頭で競る形になり、完全なオーバーペース。度外視していい。エイシンピストンは前走仕掛けてから瞬時に反応できなかったのは久々の分か、一度使って攻め気配良化、変わり身注意。グリーナリーは前走絶好の展開で勝ち切れなかった点に不満は残るも安定感は抜群。ステラアルバは２走目距離延長で、コスモタイシも展開次第で注意したい。

◎(3)テンマダイウェーヴ…２走前こそ背57キロと馬場が影響して伸び切れなかったが、距離を延ばした前走は積極策から②着に６馬身差と圧巻の内容。ハナにこだわるタイプでもなく自在性はあるし、何よりこの枠なら得意の内回りの展開に持ち込めそう。重賞３勝馬がここも難なく突破する。

〇（5）ソロムコ…前走は内枠を利してハナを主張するも、外から軽量馬に競りかけられ完全なオーバーペース。それでもそこまで大きく崩れなかったのは地力の高さ。休み明けをひと叩きした上積みも見込めるし、マイペースで運べさえすれば大きく変わってきても。

▲(11)エイシンピストン…前走は休み明けの分反応が悪く仕掛けが遅れてしまったが、長くいい脚を使い勝ち馬と０秒４差の⑤着と初古馬相手に善戦。ここでもやれる力は示したし、ひと叩きして反応も変わってくるはず、２走目での前進に期待して。

△(9)グリーナリー…そこまで切れる脚がない分どうしても勝ち味には遅くなってしまうが、兵庫転入後馬券内を外したのは５走前の一度のみと安定感はピカイチ。ここも展開や位置取り次第では。

△(12)ステラアルバ…スタートからそこまで行き脚が付かなかった前走内容からも距離延長はいい方に向きそう。前走で初馬場にもそれなりに対応はできたし、２走目距離延長で注意したい。

△（1）コスモタイシ…脚質が故にどうしても展開に左右されてしまうが、終いの脚は確実。有力馬が前に行く分ある程度レースも流れそうだし、この馬の末脚にも警戒はしておきたい。