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2021年9月 2日   第15回 秋桜(あきざくら)賞(SP1)A 牝馬オープンサラ系3歳以上 別定 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   希望は地元馬決着だが、現実的には遠征馬も織り交ぜて
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

7-1_nagoya.jpg 遠征馬が幅を利かせる鞍だが、今回の地元馬は比較的好みの馬がそろって迷う。主戦の選択なども含め末脚安定ラブリーイレブン、当地向きの先行力が魅力サノマナ、成長がうかがえるシーアフェアリーの3頭をチョイス。地元馬同士で決まるといういのもなかなか考えづらいので、遠征馬からは当地好相性の快足ステラモナーク、昨年の勝ち馬と同じ厩舎&騎手のグランデストラーダ、GDJ戦線で優勝も狙えるロカマドールをピックアップ。これらをうまく組み合わせたい。

◎(3)ラブリーイレブン…中央のキャリアハイは2勝クラス2着。当地では5月戦こそ不発も、他はいい脚を繰り出している。ハマれば。「短期放牧明けになりますが、牧場でもしっかり乗ってきましたしいい状態と言っていいでしょう。速い時計の決着に不安を残しますが、どちらにしろ追い込み一手。自身の競馬に徹するだけです」。

○(9)サノマナ…2勝クラスで先行していての転入だけに前走程度では驚かない。小回り馬場で開花しそうな予感。1400mでさらに。「追い切りは1000m標識から飛ばして、上がりも実にしっかりしていた。仕上がりは完璧といっていい。中央2勝クラスでハナを切っていた馬だし、テンの速さはどの馬にも負けないと思う。全国区のメンバーでも楽しみだよ」。

▲(12)シーアフェアリー…遠征で力をつけ2走前には重賞初制覇、前走では牡馬相手にオープン勝ちを果たした。この勢いならもう一丁!? 「中1週になるので攻めは15秒ペース程度ですが、これで十分でしょう。今は本当に充実していますからね。前走は牡馬の一線級に好時計で競り勝ち、自信になりました。ここも楽しみです」。

△(2)ステラモナーク…3歳前半の快足ぶりは記憶に新しい。まだ上積みは見込めそうだし、前走は競りもあった。当地1400mなら。「追い切りの感触が良かったし、いい状態で臨めるよ。現状は1400m戦の流れが最も合っていると思うし、名古屋の馬場も合う。ハナさえ切れれば好勝負に持ち込めるのでは」。

×(5)グランデストラーダ…中央ではダ1800mなどを3勝。1400mは初だが、近走からしてそう気にならない。前走だけ走れば。「予定していた金沢中止は誤算だったが、順調に調整できているし仕上がりに不安はない。前でうまく運べればチャンスだろう」。

×(1)ロカマドール…芝だが中央新馬勝ち。昨夏は南関に転じ条件戦だが4連勝もあった。前走は発馬でつまずきも。少し流れが向けば。「前走はスタート直後につまずいたのが痛かった。あれがなければ着順も上がっていたかな。これで遠征は3回目になるから、馬も慣れてきたと思う。暑さには対応できているし、小回りも経験を積んてきた。順調にきているから今回もいいレースができそうだよ」。 

おすすめ買い目

馬単 3→9 9→3 3→12 12→3 3→2 2→3 3→5 5→3 3→1 1→3

 

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