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2021年8月26日   早涼特別 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   混戦で波乱含みの一戦
"ケイバブック 宮垣 優"

8-2_sonoda.jpg 木曜日のメインレースはB1クラスの1400m戦。なかなか難しいメンバー構成なので波乱になってもおかしくないだろう。本命は(4)ガッツィーソート。前走は案外な結果だったが、この中間の追い切りの時計が優秀で変わり身がありそう。相手候補は(2)コスモピオニールと(3)マブイーグルの安定感抜群の2頭。他には良馬場で見直せる(9)エアハンコックやハマれば一発ありそうな(10)マトラッセ、4走前にこのクラスで勝っている(8)ミキノエイトビートが続く。

◎ (4)ガッツィーソート…JRAから転入初戦だった2走前は終始外を回る展開だったが、渋太い粘りを見せて3着と上々の内容だった。しかし前走は中団から伸びを欠き10着と案外な結果。はっきりとした敗因はわからないが、切れる脚が無い印象なので位置取りが後ろすぎたことと、初めてのナイター競馬、馬体が増えていたことなど色々な要素が合わさったことが要因だろう。この中間の追い切りでは好時計をマークしている事を考えれば調子落ちは無さそうだし、これだけの時計を出せれば馬体も絞れるだろう。2走前と同じ距離に戻すことも好材料。先行する競馬ができれば巻き返しは可能だろう。

〇 (2)コスモピオニール…昨年末から11走連続で掲示板に載っているほど堅実に走っている馬。しかも好位から中団、後方まで脚質も様々でどの位置からでも競馬ができる点も魅力。ここでも大きく崩れることが無さそうだが、1年以上勝ち星から遠ざかってしまっている点が気懸かり。連軸では頼りになりそうだが、アタマまではどうか。

▲ (3)マブイーグル…門別から転入後は3、2、2着と全て馬券圏内に入っている。特にここ2走は勝ち馬が強すぎた印象。スタートダッシュが付かない馬なのでどうしても最初は後方からレースをしなくてはいけないが、長く良い脚を使えるタイプだし、スタミナ面も豊富。転入してからの3走とも早めに抜け出した馬を捕らえることができなかった点は気になるが、うまくハマれば突き抜けてもおかしくないだろう。

△ (9)エアハンコック…昨年の秋にはこのクラスを連勝していた馬だが、休み明け後はなかなか勝ち切れずにいる印象。前走は3角過ぎから後続を突き放し直線に入ったところではセーフティリードと思ったが、ラスト30m付近で後続馬に一気に差されてしまい5着に敗れてしまった。ただ、抜け出したところで物見をしたというコメントがあることから決してバテて失速したことではなさそう。最後まで集中して走れれば勝ち負け可能。

△ (10)マトラッセ…出脚が鈍くどうしても後方からになってしまうが、ここ2走は終いの脚をシッカリ繰り出せるようになり成績も安定。とくに前走は少頭数で落ち着いた展開のなかゴール前の伸び脚は目立っていた。今回も道中のペースがカギになってくるが、うまく流れが向くと一気に追い込んで来るので注意が必要。

△ (8)ミキノエイトビート…4走前にはこのクラスを今回と同じ佐々木騎手で勝っている。3走前は斤量が5キロ増えて前に行けず、前々走と前走は短い距離で自分の競馬ができなかった。今回は4走前と同じ騎手、斤量、距離と好走条件が揃った。同型馬との兼ね合いがカギになるが、人気が落ちるようなら怖い存在になりそう。

おすすめ買い目

馬単 4→2 4→3 4→9 4→10 4→8

 

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