Odds Park 競馬

　カツゲキキトキトが戦列に復帰するが、ようやくこぎつけたといった感じ。ブランク後はかつての面影がないし、ましてやこの臨戦過程では、寂しいけど見送りが妥当だろう。主役に推したいのはキーグラウンド。梅見月杯以外は強い競馬をしており、ここを制してまずは暫定トップの座に。これを負かす可能性としては新顔コーカスと逃げがハマったときのタイガーアチーヴぐらい。ナムラマホーホはヒモに最適!?　キョウワスピネルも本来ならいいところだが、出来は下降線？

◎(６)キーグラウンド……中央時に名古屋大賞典３着。転入２走目の同競走でも見せ場を作った。発馬の後手も何の。ポンと出ればさらに！　「ここを目標に予定通り調整を進めることができました。暑さの影響もなく、順調な仕上がりを見せています。何ら不安点はないのでここは結果を出したいですね」。

○(３)コーカス……芝中距離が主戦場も新馬勝ちはダート。前に行くこともできそうだし、今年は比較的順調に使えていた。不気味さあり。「直前はサッとですが、１週前にビシッと追った後はピリッとした面が出てきました。中央時は当初ダートで実績を残した馬ですし、名古屋のような馬場も合いそう。期待感を持っています」。

▲(７)タイガーアチーヴ……ここ２走は怪時計を叩き出した反動か、それとも行けなかったからか。この相手に逃げてどうかを見てみたい。「前走あたりからカイ食いを渋りだしている感じなんだ。それが走りに影響しているのかなあ。ハナにでも行ければ違うと思うけど、何とも言えない」。

△(４)ナムラマホーホ……３歳戦から着実に位を上げ、今ではすっかり名古屋オープンの上位勢力。そろそろ欲しいのは重賞のタイトルか。「距離は問題ないですし、状態面も安定していますが、今回は一線級が相手。ここでの力関係ということになりますね」。

×(10)キョウワスピネル……上がり36秒台を連発したかと思えば、ねむのき杯ではキーグラウンドに冷や汗。硬さは見られるものの、軽視は禁物。「もともと硬さのある馬ですが、暑さの影響も感じられます。ここを使って夏休みの予定なので、頑張ってほしいのですが」。