Odds Park 競馬

　この顔ぶれならキョウワスピネル、キンイロノツバサ、マクルーバの争いだろう。中でもマクルーバはこういう距離で走らせてみたかった一頭。前開催は休養に充て、久々にゆったりとした日程で走れるし、直前の追い切りも好感触。自在に運べるレースぶりもいい。キョウワスピネルは前走の切れ味から「短の差し馬かも」との声も上がるが、中央１勝は1800ｍ。そう気にしなくていいだろう。キンイロノツバサも前走は能試明けで馬が少しうるさかった。同じ距離でも今回は違うはず。あとはスマートサーブルだが、あくまでも脱落待ちだろう。

◎(３)マクルーバ……１４００ｍで逃げ切ったこともあるが、本来これくらいの距離でゆったり走らせたい馬。攻め過程にも意欲を感じる。「結構詰めて使ってきたので、前開催は休養に充てただけ。乗り込みは順調だよ。多少生ズルいところがあるので、中間は気合を注入した。巻き返しに期待だね」。

○(１)キョウワスピネル……前に行けぬが、最後はグイグイ。前走の上がりは秀逸で、馬場もいいが、出来もいい。中央１勝はこの距離だ。「慢性的な硬さはありますが、体調に何ら不安はありません。あとは１８００ｍの距離をこなせるかどうかになりそうです」。

▲(２)キンイロノツバサ……転入後（７４０３）、馬券を外した３走もそう負けていない。この距離でもＣ－１勝ち。評価は下げられない。「前走は行きたがる面を見せて掛かり気味でした。今回も１８００ｍだけに、折り合いが鍵になりそうですね。少しうるさい面も見せていたので、ひと叩きして馬が落ち着いてくるようなら」。

△(４)スマートサーブル……Ａ級に昇級後（２３１６）だが、慣れるにつれ安定感が出てきていた。久々になるが、相手なりを継続したい。「ヒザのケアで休養していたが、ここに向けてしっかり乗り込んできたし、直前のひと追いで仕上がった。あとは久々がこの距離なので息が持つかどうか」。