Odds Park 競馬

　上積みが見込めそうなタケルライジングとかジェネラルエリアとも思ったが、前者は鞍上込みで人気するだろうし、後者は陣営の気勢が上がらなかった。妙味がありそうなカミルレからはどうか。前走はオープンへの編成で、それを除けばここまで（９４２１）。３走前の負けは少し気になったが、その次にすぐ勝っているし、暑さの影響もまだ深刻なものではなさそう。追いかけてもいいと判断した。エールドールはもう少しやれていいはず。押さえにキクノピオニール。

◎(９)カミルレ……前走は５組勝ちによるオープン編成。コンマ差で続き時計を更新した。暑さは気になるが、ここなら勝ち負けできても。「１開催あけて英気を養った。昨年はひどい夏負けを起こしたように牝馬でも暑さは苦手だが、今のところはまずまずの感じ。適鞍ならと考えている」。

○(６)タケルライジング……ひと息後の前走も２着に入り、連対率十割を継続。叩いて鞍上は岡部騎手にスイッチ。勝ち負けの期待か。「ひと息後でもいい勝負ができたし、脚元にも反動が見られない。中間もしっかり乗り込めているし同じような状態で臨めそう」。

▲(10)ジェネラルエリア……ひと息後でもまずまずの仕上がりだっただけに陣営の気勢は上がらなかったがセンスを秘めた馬。軽視は禁物。「いいころと比較すると何かピンときません。叩いたぶんの上積みはあると思いますが、自信とまではいかないですね」。

△(８)エールドール……２月の戦列復帰後が思ったほどでないが、Ｃ級からＡ級まで駆け上がった昨年の活躍が忘れられない。そろそろ？　「これから暑くなって調子を上げてくるとみていますが、追い切りでは素軽さを見せるものの、実戦での行きっぷりはまだ本来のものではありません。その点の改善は必要になってくるでしょう」。

×(２)キクノピオニール……クラスが上がるにつれ思うような競馬はできなくなったが、恵まれたとはいえＡ級でも勝っている。まだまだ成長。「外に馬がいないと膨れるような面を見せるかもしれないので、何とも言えません。手応えの割に追って案外でしたが、条件も上がってきていますからね」。