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2021年5月13日   のじぎく賞 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   混戦を抜け出すのは...
"ケイバブック 宮垣 優"

sonoda04.jpg 木曜日のメインレースは第59回のじぎく賞。3歳牝馬限定重賞でグランダムジャパン3歳シーズン第6戦に位置づけられている。今年は愛知からの遠征馬2頭を含めたフルゲート12頭が集まった。本命は(9)エイシンウィンク。前走は完勝の内容で地元戦ではまだ底を見せていない。距離延長がカギになるが、スンナリ行ければ勝ち負けだろう。相手候補はひと叩きされて上積みが見込める(3)ティーティーエイトと相手なりに走れる(12)スツーカの2頭。他には折り合いがカギになる(2)パールプレミアや今年の兵庫クイーンセレクションで快勝をした愛知の(4)ニジイロ、終いは確実に脚を使う(1)クレモナはその後に続く。

◎ (9)エイシンウィンク…兵庫に転入後に大きく崩れたのはJRAに遠征をした2走前だけで地元戦ではまだ底を見せていない。地元戦で唯一負けた時の勝ち馬は後に兵庫ユースカップを快勝したサラコナンだったので仕方の無い結果。前走は少頭数ということもあったが、他を寄せ付けず完勝の内容。その後も順調に乗り込まれ、最終追い切りでは軽快な動きを披露していた。今回は初めての1700m戦になるので距離克服がカギになってくるが、徐々に距離を伸ばしてきているので問題は無いだろう。道営所属時には番手からでも結果が出ているのでハナに拘る必要も無いだろう。スムーズに折り合えば勝ち負け必至。

〇 (3)ティーティーエイト…前走は約3ヶ月振りの競馬だったし、相手も勝ち馬は先週の3歳Aクラスの競馬でも5馬身差で圧勝した馬なので少し強かった印象。それに休み前に減っていた馬体重がまだ戻りきっていなかった。中間の追い切りも馬なりで馬体重が戻ってきている模様。それでも時計は上々で一度叩かれた上積みが見込めるだろう。距離面で不安があるが、内枠でロス無く運べそうな点は魅力。うまく折り合えば一発あるだろう。

▲ (12)スツーカ…兵庫に転入後はなかなか勝ち切れない競馬が続いていたが、前走で待望の勝利を挙げた。その時が3歳Bクラスでの勝利だったので今回は一気に相手関係が強化される点は気になるが、もともと相手なりで走れるタイプの馬なので、ここでも大きく崩れることなく走ることができそう。切れる脚は無いが、ジワジワと渋太い脚が特徴の馬なので距離延長は好材料。先行して早め早めの競馬ができれば高配当の使者となりそう。

△ (2)パールプレミア…2走前に名古屋の若草賞を勝ち、重賞初勝利を挙げた。前走の菊水賞では少し折り合いを欠いてしまったことが最後に響いた印象。それを考えると連続でこの距離を使える点はプラスに働くだろう。持っている能力はここでは上位の馬なのでうまく折り合いが付けば勝ち負け可能。

△ (4)ニジイロ…1月に姫路で行われた兵庫クイーンセレクションでは4角過ぎで他馬に寄られる場面もあったが、2馬身半差の完勝だった。その後の兵庫ユースカップでは牡馬との対戦ということもあったが、それ以上に1コーナーあたりで前をカットされ、道中も揉まれる厳しい展開だった。2走前は浦和の桜花賞に遠征し5着だったが、終いの伸び脚は良かった。前走は地元戦で負けられない一戦だったし、揉まれずに進めれた点もよかった。距離を克服できたところも収穫だろう。今回もメンバー的に勝ち負け可能だが、内枠に入ったことで揉まれる競馬になりそうな点が心配。

△ (1)クレモナ…兵庫に転入後は1勝だが、常に掲示板に載っており、安定感が抜群。ここ3走は少頭数の競馬で展開が向かなかったが、それでも自分の脚を使って上位争いに加わってきていた。今回はフルゲートだし、ペースもある程度流れそうなので差し馬台頭の展開になれば一気の差し脚で差を詰めてくるだろう。

おすすめ買い目

馬単 9→3 9→12 9→2 9→4 9→1

 

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