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　前走の⑨アヴニールレーヴはゲートを潜りそうになったタイミングでスタートが切られてしまい、その影響でか、いつものダッシュが見られず厳しい展開になってしまった。主戦ジョッキーとのコンビに戻ったし、まともに出れば当然勝ち負けになるだろう。距離も２戦２勝なので問題なし。⑤ミキノエイトビートは姫路800ｍ戦で距離適性を証明。鞍上も魅力。⑫ブレイクフリーはワンターンの競馬で合計４勝。２歳時に園田プリンセスカップで③着しており、園田馬場への対応も問題なさそう。攻め強化⑧クールフォールや好素材④メイショウラクエン、⑦ダウンタウンスピカの勢いにも注意。

◎⑨アヴニールレーヴ･･･前走は発走直前にゲートを潜りそうになったし、スタート後叩きつけての逃げになって、４角手前で早々にトップ集団から離脱と厳しい展開になってしまった。今回は昨年５月から６勝を挙げている竹村騎手とのコンビに戻るし、820ｍも２戦２勝、その内の１つは昨年の現級戦。名誉挽回の一戦になりそう。

○⑤ミキノエイトビート･･･逃げ馬のイメージが強かったが、２月の姫路800ｍ戦で５番手からの差し切り勝ちと新境地を開拓した。それも56kgを背負ってのもの。あの勝ちっぷりからワンターン戦は向くし、今回はリーディングジョッキーの吉村騎手に乗り替わり。昇級後案外の歯痒さを打破する舞台は整ったといえる。

▲⑫ブレイクフリー･･･門別で新馬勝ち。続く園田プリンセスカップ③着、金沢シンデレラカップ②着。その後はワンターンの川崎900ｍで２勝、船橋1000ｍで２勝。園田820ｍはピッタリの舞台。追い切りの動きも軽快だし、条件的にもいきなり好勝負。

△⑧クールフォール･･･園田820ｍ戦は昨年の園田サマースプリントが唯一の経験。勝ったアヴニールレーヴには離されたが、②着馬とは首差の接戦で適性は示した。攻め強化も注目材料。

△④メイショウラクエン･･･１年の休養明けながら、降級の恩恵は受けられず。ただ、過去にはＢ１クラスを勝ったことがあるので素材はいいものを持っている。それに、園田で勝ち馬から１秒以上離されたことがあるのは転入初戦の１度のみだから、今回の条件でも大きく崩れることはなさそうで。

△⑦ダウンタウンスピカ･･･1230ｍ戦の前走でも前半掛かり気味に。やはり距離は短ければ短いほど良さそう。差す競馬で勝ったことで立ち回りの選択肢が拡がったし、昇級のここでも警戒が必要。