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2021年5月 9日カーネーションカップ (帯広競馬) ツイート

帯広競馬第10レース登坂力上位アフロディーテの押し切り期待
生駒　有輝夫

　今季初戦をひと叩きされて体調上昇している(６)アフロディーテ。斤量が増加されるここは持ち前の登坂力で勝負可能。首位争い期待。力量的には(９)シンエイボブ、(１)ミスタカシマも勝ち負けに加われる。斤量差を生かせれば(７)フォルテシモにもチャンスがある。上積み見込める(４)ジェイカトレアに注意。

◎(６)アフロディーテは今季初戦の前走は障害ひと腰まとめて降りてからも甘さを見せることなく最後まで歩き切り３着と上々の内容。ひと叩きされて体調は上昇しているし、上積みが見込める。登坂力で勝負したいだけに、斤量が増加されるのは好材料。牝馬限定なら互角以上にやれる馬。首位争い可能。

○(９)シンエイボブは速いペースを追いかけた前走は障害で止まってから腰が入らず手間取り、３着も内容的には今ひとつ。重賞のここなら流れは落ち着くし、息を入れて行ければ障害の修正は可能。今季Ｂ１クラスからのスタートで上と30キロ差ある660キロで走れるのは有利な条件。巻き返し期待。

▲(１)ミスタカシマは前走スタート後に転倒しスムーズな走りができなかっただけに、しんがり負けも仕方がない。あくまでも目標はこのレースだし、一度実戦を使えたのはプラス。ここでは実力、実績ともに上位。斤量面で厳しい立場だが、690キロなら不安はなく、力を発揮できれば勝ち負けに加われる。

△(７)フォルテシモは端コースの前走でもハナから走りスムーズな競馬。４着に敗れたとはいえ、レースぶりは良かった。ここは古馬相手の重賞と条件は厳しくなるが、力はつけているし、上の馬との斤量差を生かせれば圏内進出可能。

△(４)ジェイカトレアは増量されるとはいえ、本来は巧者だし、ひと叩きされた今回はひと腰可能。世代牝馬重賞を完全制覇した５歳世代女王。古馬との対戦となった昨年度は結果を出せなかったが、確実に経験値は上がった。春先の荷物ならチャンスがある。