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2021年5月 4日   兵庫チャンピオンシップ (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   一戦毎に成長示すゴッドセレクションが重賞タイトル奪取へ
全国公営競馬専門紙協会

sonoda08.jpg【中央所属馬の評価】
ゴッドセレクション…キャリア5戦すべて6番人気以下で計3勝マークと、例年の有力馬と比べ異色ともいえる戦歴。常に人気以上に走れている、つまりはそれだけ一戦毎の上昇値が著しいということで、デビュー時と比べると出脚も伸びも見違えるほどの良化を遂げている。強豪揃う伏竜Sをも横綱相撲で完勝、重賞獲りへ機は熟した。

ロードエクレール…ダート戦に限ると3戦2勝で、負けた一戦は出遅れが堪えたもの。揉まれ弱いだけに器用さは欠くが、先手を奪ったレースでは後続に脚を使わせつつ押し切るという並みの馬ではできない走りを見せている。持ち時計的にはゴッドに劣勢も、速力生きる小回りなら逆転まで視野に。

リプレーザ…モタれ癖が影響して初勝利までやや時間を要したが、その面が改善された直近2走ではいずれも切れ味抜群の末脚を披露。中距離は初めてながら追走に苦労した前走を見るとマイナスにはならないはずで、小回りでも近走同様の脚を使えれば勝ち負けに。

ランスオブアース…ローカル小倉で連勝したのち、初オープンの伏竜Sでは完敗。ただ切れる脚がないため後手後手の立ち回りになったことも敗因のひとつ。その点今回はメンバー構成上テンから置かれる心配がなく、スンナリ好位付けなら反撃が十分見込める。

【兵庫所属馬の評価】
サラコナン…門別で認定戦を制し、兵庫移籍後は3連勝で地元重賞を制覇。地元勢の大将格はこの馬。前走の地元重賞では人気を裏切る結果となったが、馬体が太め残りだった上にレースでは終始まともにハミを取らないままだった。幼い面は残りつつも裏を返せばまだ奥があるだけに、中央勢に割って入る余地はある。

エイシンヒビキ…サラコナンと比べるとトータル実績は劣るが、前走の地元重賞では先着を果たしている。流れが向いたとはいえ不慣れな差し競馬で結果が出た点は収穫で、ここも展開が紛れるようなら入着以上も見込めそう。

ハングタイム…一戦毎に決め脚の甘さが改善され結果も伴ってきたが、地元重賞に初めて臨んだ前走が完敗の内容。ここは更なる相手強化となるだけに出番までは望み薄。

ファーストライズ…2歳時には5戦連続で上がり最速をマークするなど末脚の威力は屈指。ただ休養から復帰後はまだ本来のリズムが戻り切っておらず、よほど展開が向いたとしても入着まで。

エコロディバイン…まだ地元の一線級と対戦経験がなく、対中央勢となるとさすがに劣勢は否めない。ただ近走は時折ズルい面を出しながらでも連勝中、能力的な伸び代はあるだけに時計短縮は可能と見たい。

ウォニー…地元オープン昇級後の近3走が見せ場なく敗戦。この馬なりに徐々には力を蓄えているが、現状でこの相手と互角に戦うのは至難の業。

リュウノヒミコ…新馬戦Vも以降の上積みが乏しく、前走では地元下級条件戦でも見せ場なし。一叩き効果を見込んでもここでは追走がやっと。

ワンナイトスタンド…最近は地元下級条件戦でも入着がない現状。レースキャリアこそ豊富も買い材料にはならず…。

【見解】
例年兵庫CSは中距離ダート2勝でも有力馬と成り得るが、今年参戦の(5)ゴッドセレクションはオープン級の伏竜Sをも制してダート1800メートル戦3勝マーク。レース内容を見ても一戦毎に上昇カーブを描いており、初コースでも後続をねじ伏せる可能性が高い。逆転候補ならハイペース逃げで結果を残している(10)ロードエクレールと決め手鋭い(7)リプレーザの二騎。小倉ローカル2勝の(9)ランスオブアースはレベル的にやや見劣るだけに連下までか。地元勢なら重賞勝ち馬(1)サラコナンが筆頭で、次いで前走地元重賞好走(6)エイシンヒビキ。他の兵庫勢は厳しい。なお今年は地方他地区所属馬の参戦なし。

◎(5)ゴッドセレクション
〇(10)ロードエクレール
▲(7)リプレーザ
△(9)ランスオブアース
△(1)サラコナン
△(6)エイシンヒビキ

 

おすすめ買い目

馬単 5→10 10→5 5→7 7→5 5→9 5→1 5→6 10→7 7→10 10→9

 

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