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2021年4月 1日   桜花爛漫特別 (姫路競馬)  

姫路競馬   第11レース   弾みをつけたい馬が揃った拮抗戦
"ケイバブック 宮垣 優"

himeji01.jpg 木曜日のメインレースはオープンクラスの1800m戦。5月の兵庫大賞典に向けて弾みをつけた馬が揃った。ここで好内容で勝てば本番でも面白くなりそう。本命は(4)クリノヒビキ。今回がJRAから再転入初戦。以前在籍時では重賞2勝を上げている実績馬。中間の気配が良くいきなり好勝負に期待。相手候補は笠松在籍時に白銀争覇を制している(1)タイセイプレシャスと前走快勝で勢いに乗る(9)タガノディグオの2頭。他には連闘策で前進を図る(6)メイプルブラザーや復活の勝利が期待される(3)マイタイザンがその後に続く。

◎ (4)クリノヒビキ…今回が再転入初戦。以前在籍していた時は3歳のときで園田オータムトロフィーと岐阜金賞を勝っている。他にも兵庫ダービー、ダービーグランプリで2着に入るなど3歳の重賞戦線で活躍していた。4歳になってからはJRAに移籍したが、3勝クラスでは壁が厚く跳ね返されてしまった。その後は障害レースを挟んだりしていたが、なかなか好成績を残せなかった。兵庫に転入してからは追い切りを2本消化し、どちらも良い動きを披露しており、仕上がり状態は上々。まだ6歳でピークを過ぎた感じはまったくないのでいきなり好勝負できるだろう。

〇 (1)タイセイプレシャス…笠松在籍時に白銀争覇を勝っている。その後は兵庫に転入し2走連続2着と惜しい競馬が続いている。少し使い詰めの感じはあるが、中間の気配は変わりなく良いので問題は無いだろう。JRA在籍時を合わせても主に短い距離を使われてきた馬なので距離延長がカギになってくるが、福島ダート1700m戦(3歳未勝利戦)で3着の経験があるので心配は要らないだろう。道中うまく脚を溜めることができれば今度こそ勝ち切れるだろう。

▲ (9)タガノディグオ…前走は道中抜群の手応えで追走し、4コーナー手前で逃げた人気馬に並びかけると激しい叩き合いを制して快勝。2走前の名古屋での梅見月杯で絞れた馬体が維持できたことも好走の要因だろう。この中間も順調の模様で追い切りでは好時計をマーク。JRAに在籍していた3歳時には兵庫チャンピオンシップを勝っており実績馬がようやく軌道に乗り出した。今後の重賞戦線へ向けてここもシッカリ勝って賞金を加算しておきたいところだろう。

△ (6)メイプルブラザー…転入初戦は強い内容で快勝し、その後はダートグレードの佐賀記念の挑戦。結果は6着だったが、レコードタイムで逃げ切った勝ち馬に付いて行く内容は良かった。前走の1500m戦では向正面から進出を開始し、直線でも良い伸び脚を見せていたが、楽なペースで逃げた馬を捕らえることができなかった。陣営の話では直線では真面目に走っていなかった模様。今回は連闘策になるが、中間の雰囲気では疲れを感じないので問題は無いだろう。距離延長もプラス材料なので巻き返しは必至だろう。

△ (3)マイタイザン…2走前のマイル争覇は道中で心房細動を発症してしまった。その後は大山厩舎に転厩をし、前走が初戦だった。まだ手探り状態で臨んだ一戦だったのだが、スタートからの行き脚が以前の様なスピードが無かった点が気懸かり。ただ、一度叩いて追い切りの動きや気配は良化傾向にある印象。中距離戦でも結果を残している馬だし、主導権を握れば粘り込む余地はあるだろう。

おすすめ買い目

馬単 4→1 1→4 4→9 9→4 4→6 6→4 4→3

 

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