おすすめ注目レース

2021年3月16日   第23回 黒船賞JpnIII[指定交流] 4歳以上サラ系4歳以上 別定 (高知競馬)  

高知競馬   第3レース   若き世代の二頭スリーグランドとテイエムサウスダンに注目
全国公営競馬専門紙協会

kouti03.jpg【中央所属馬】
サクセスエナジー…一昨年の黒船賞勝ち含め、ダートグレード5勝はすべて1400メートル戦。3走前の兵庫GTでもトップハンデで差し切ったように、小回りの当距離戦ならまだまだ主役を担える。

グリム…キャリア20戦にも満たない中で既にダート重賞5勝と、ポテンシャルの高さはメンバー中でも屈指といえる。ただ今回は1年以上の長期ブランク明けで距離も久々。さすがに割引は必要か。

スリーグランド…デビュー当初は幼い面が目立っていたが、3歳となって以降は手堅く好走を積み重ねオープン入りを果たした。前走のバレンタインSでは重賞レベルの走破時計で快勝と、成長著しい今ならタイトル奪取まで十分。

ノボバカラ…歳を重ねるにつれて成績のムラも目立ってきたが、1400メートル戦に限れば近走でもほとんど崩れていない。3走前には低評価を覆してさきたま杯戴冠と、地方グレードの当距離戦ならまだまだ互角に戦える。

テイエムサウスダン…前走の根岸Sは追い込み勢が上位独占の激流で、先行した本馬にとっては厳しいレースに。まだムラは残るものの勝ったレースはすべて時計面含めハイレベル。マイペースで運びやすい地方の少頭数戦なら真価発揮の可能性高い。

【地元所属馬】
ブラゾンドゥリス…2017年の黒船賞を制しているが、中央のオープンクラスで常に好走していた当時と比較すると、今はやはり衰えが否めない現状。馬自身復調ムードにはあるが入着までか。

アイアンブルー…3走前には初重賞挑戦で当地の代表格スペルマロンを破るなど充実振りが目立つ一頭。ただこれだけの一線級を相手にするのは今回が初。展開に恵まれれば食い込む余地もありそうだが…。

スペルマロン…約1年の期間で高知重賞6勝、しかも1300~2400メートルと距離も問わないのだから恐れ入る。昨年の黒船賞は6着に終わるも勢いは当時以上、一角崩しへ虎視眈々。

【地方他地区所属馬】
ヴァケーション…キャリアの浅さや年齢からもまだまだ伸び行く素材。ただ今回は休みを挟んだ上、右回りのコースではスムーズさを欠く現状。グレードで活躍するのは今少し経験が必要か。

ドライヴナイト…中央オープン特別勝ちは3年前。兵庫移籍後の走りからすると復調ムードにあることは確かだが、ピークが過ぎた感も否めないだけにグレード戦ではどうか。

インペリシャブル…3走前の黒潮盃6馬身差圧勝が光るものの、トータル実績から考えれば適性距離はやや短め。グレード経験がない点がどうかも、この距離なら近走より上昇の余地がある。

モジアナフレイバー…敷居の高い東京大賞典や南部杯で3着好走、中央フェブラリーSでも6着と、今回遠征の中央勢と比較しても実績的にまったくヒケを取らない。ポイントは初距離への対応がどうかだけ。

【見解】
前走好時計勝ちで勢いに乗る(7)スリーグランドが中心に最適。折り合いの不安が解消されてきたことで位置取りに融通性が出たことも強み。ムラは残るものの力量比較なら(11)テイエムサウスダンも互角。小回り1400メートル戦ならリズムを乱さず走れる可能性が高い。地方の1400メートル戦なら無類の強さを誇る(1)サクセスエナジーも勝ち負け圏内で、地方勢では大井(8)モジアナフレイバー、地元高知(12)スペルマロンを。

◎(7)スリーグランド
○(11)テイエムサウスダン
▲(1)サクセスエナジー
△(8)モジアナフレイバー
×(12)スペルマロン 

おすすめ買い目

馬単 7→11 11→7 7→1 1→7 7→8 7→12 11→1 1→11 11→8

 

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