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2021年3月 7日弥生特別 (帯広競馬) ツイート

帯広競馬第10レース前走好内容キタノボブサップに注目
生駒　有輝夫

　勝ち切れない(８)キタノボブサップだが、障害は常にひと腰と安定感抜群。上のクラスとの混合戦となるここでも力はヒケを取らない。好勝負期待。登坂力勝負なら(３)マオノクイーン、(４)オホーツクノタカラにもチャンスが十分にある。障害の修正が可能な(２)ヤマトジャパン、(10)ホクトウォーカーの巻き返しに注意したい。

◎(８)キタノボブサップは決め手の差が出て前走２着に敗れたとはいえ、障害ひと腰でトップ抜けとこの馬の走りはできており、上々の内容。上のクラスとの混合戦とはいえ、ここでもヒケを取らない力を持っている。デキ良く、好勝負可能。

○(３)マオノクイーンは上のクラスが相手の特別戦と条件は厳しくなるが、登坂力は上位。前で流れに乗れる組み合わせだし、持ち味を生かせる。あとは決め手を欠く面があるだけに、終いの踏ん張り次第。我慢できるようなら前残り十分。

▲(４)オホーツクノタカラは前走障害で止まったが、腰を入れて三腰。腰の入りは安定しているし、斤量が増加されるここでも崩れる心配はない。テンに置かれる面があるだけに、特別条件でペースが落ち着くのは好材料。スムーズなら勝ち負け可能。

△(２)ヤマトジャパンは下のクラスとの混合戦となり、相手は弱化。息を入れて追走できるここなら障害の修正可能。中間も素軽い動きを見せており、デキ落ちの心配はない。見限りは禁物。

△(10)ホクトウォーカーは前走障害の天板で躓いたが、二の腰を入れてふた腰。決め手の差が出て５着に敗れたとはいえ、レースぶりは悪くなかった。障害は巧者だし、増量されるここでも修正可能。同型を捌ければ圏内十分。